福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
4月24日(月)小学部の入学おめでとう会が行われました。温かい拍手に包まれる中、6年生にエスコートされ、1年生の入場です。入学式よりも緊張がほぐれた様子の1年生。校長が「入学おめでとうございます。この会を楽しんでくださいね。」と話をすると、元気に返事をする1年生の姿も見られました。また、2年生から6年生に向けて「1年生に優しくしてあげてくださいね。」と呼びかけると、先輩たちからも元気な返事が聞かれました。
1年生紹介では、名前を呼ばれると元気に返事をしたり、笑顔やタッチで応えたりする姿が見られました。とっても素敵に返事をしてくれた1年生、です!その後は、手作りのお花型のメダルが贈られたり、手遊びや季節の歌をみんなで楽しんだりしました。2年生から6年生までの先輩方が、心を込めて準備をしてくれたおかげて、とても素敵な会になりましたね。小学部84名、元気に仲良く1年間がんばりましょう!
4月19日(火)小学部6年生に校長先生から「家庭の交通安全推進員」の委嘱状が交付されました。みんなのお手本となるよう、交通ルールやマナーを守ったり、家族や下級生に交通のきまりを守るように声を掛けたりしていきましょうね。
4月17日(月)小学部集会「わくわくタイム」が行われました。今回、1年生は参加せず、4、6年生のグループ(プレイルームに集まって参加)と2、3、5年生のグループ(各教室からリモートで参加)に分かれ、分散した形で行いました。
今回は、4月24日(月)に行われる「入学おめでとう会」に向けての内容でした。日程や学年ごとに準備する物、役割等について確認したり、「入学おめでとう会」で行う歌や手遊びの練習をしたりしました。1年生に楽しんでもらえるように、準備等がんばっていきましょうね。
わくわくタイムの司会、進行をしたり、手遊びの手本を見せてくれたりした6年生、とても立派でしたよ!
4月6日(木)に小学部・中学部入学式が行われ、小学部には13名の1年生が入学しました。入学式から1週間が経ち、4月13日(木)からは、給食が始まり、下校時刻も通常通りとなりました。疲れが出やすい時期でもあります。たくさん食べて、たくさん寝て、そして元気に登校し、たくさん勉強や運動をしたり、遊んだりしましょうね。
☆13日の給食☆
食パン いちごジャム ミートボール フレンチサラダ クリームシチュー 牛乳
令和4年度小学部・中学部修了式が行われました。修了証書授与の代表児童だけが会場に集まり、その他の児童は各教室でリモートで式に参加しました。修了証書授与では、学年ごとにカメラとマイクをONにして教室の様子を見合えるようにしました。学部主事から一人一人呼名されると返事をしたり、代表児童が証書をもらったりしている様子を、子どもたちはよく見聞きしていました。
校長先生からは、「挨拶や勉強、自分の身の回りの『できること』『わかったこと』が増え、友達と仲良く、先生の話をよく聞いて学校生活を送ることができました。とても頑張りました。」という話がありました。この1年間、自分の気持ちを調整したり、友達と力を合わせたりしながら、それぞれの目標に向かって頑張った子どもたち。各教室でも、担任の先生からほめられて、うれしそうな笑顔が見られました。
4月からは、一つ学年が上がり、新入生も入ってきます。また一歩一歩成長していく皆さんの姿を見られることを楽しみにしています。1年間、ありがとうございました。
修了式まで残りわずかとなりました。
学年ごとに、1年間の学習を振り返りながら1年間のがんばりを確認したり、次の学年への意欲を高めたりするために「がんばったね会」を行っています。今回は、その中から「1年生がんばったね会」の様子を紹介します。
1年生は、プレイルームに集まり、写真のスライドショーを観ながら1年間の思い出を振り返りました。また、「先生たちからのプレゼント」として、ビオラによる『星に願いを』の演奏や、ビオラ、ギター、ピアノ、打楽器による『さんぽ』の演奏を聴いたりしました。そして、お楽しみの活動として、バルーンに風船を乗せて浮かせたり、道具を使って風船を膨らませたりして遊びました。みんなで楽しい時間と1年間のがんばりを共有することができました。
たくさんの「初めて」に出会い、経験し、たくさんのことを吸収して成長した1年生。がんばりました!!
3月14日(火)に卒業証書授与式が行われました。
卒業に向けた学習や卒業式の練習に取り組んできた6年生。堂々と入場し、うれしそうな表情で校長先生から卒業証書を受け取っている姿から、子どもたち一人一人の6年間での成長が伝わってきました。心も身体も大きく、たくましく成長した6年生のみなさんの、これからの活躍をずっと応援しています。卒業おめでとうございます!
今年度、5年生では、福島県立博物館と連携して実施した「書のワークショップ」や「音楽のワークショップ」に複数の学級が参加しました。現在、福島県立博物館では、その二つのワークショップの成果である書や映像作品が展示されています。また、他にも、会津支援学校と福島県立博物館が行った連携事業の様子が展示されています。
そこで、3月6日(月)にオンラインで福島県立博物館とつながり、ロボットを遠隔操作して、ロボットのカメラを通じてそれらの展示を観るという活動を行いました。
最初は教師が操作し、次に児童が順番で操作しました。スクリーンに、ロボットが撮っている映像が映し出され、自分たちの作品や映像が出てくると声を上げて喜んでいました。博物館に行ったことがない児童も、映像を通して博物館の雰囲気や展示作品を味わうことができ、貴重な体験をすることができました。映像を見ながら、パソコンのキーボードの矢印を選んで押し、前後左右にロボットを操作する児童たちの技に驚きました。
博物館のみなさん、技術協力をいただいた会社のみなさん、本当にありがとうございました。
【博物館の様子に興味津々】
【ロボットを操作中】
【博物館のみなさんに向けて感想発表】
2月20日(月)に、小学部「卒業おめでとう会」が行われました。今年度は、久しぶりに体育館に全学年が集まって実施しました。
体育館の壁は、5年生を中心にみんなで作成した装飾で彩られ、1年生が作成したアーチを通って6年生が入場です。在校生みんなに拍手で迎えられ、うれしそうな表情の6年生でした。
1年生から4年生が「おめでとう」の気持ちを込めて制作した「花」をテーマにしたプレゼントが、各学年の代表児童から6年生の代表児童に贈られました。ペン立て、メモスタンドなど、それぞれの学年で工夫されたプレゼントは、どれもすてきでした。また、6年生からも在校生のみんなへ卒業記念として、昇降口に飾る「ウエルカムボード」の紹介がありました。
会の後半は、合奏やダンスで盛り上がりました。小学部みんなで一堂に会しての活動は、本当に久しぶりということもあり、楽しい雰囲気にみんなの笑顔が輝いていたのが印象的でした。
そして、クライマックスは5年生からの「エール」です。この日のために、進行やエールの練習を重ねてきた5年生。元気な掛け声、太鼓や身振りで応援の気持ちをしっかりと表現することができました。6年生にも思いが届いたと思います。
6年生のみなさん、おめでとうございます。
2月3日(金)の節分に小学部合同学習「豆まき会」を実施しました。
3人の鬼役の先生が、分かれて各教室を回り、教室にやって来た鬼に向かって、児童たちが「豆」(新聞紙を丸めたものなど)を投げて追い払いました。また、鬼を追い払った後には、年男年女の5年生の児童たちが福袋(福豆)を配りました。
児童たちは、「おにはーそと。ふくはーうち。」の掛け声を掛けながら一生懸命に豆を投げていました。いろいろな鬼を退治し、福を呼び寄せることができたと思います。
喜多方市立第一小学校で、本校の5年生の児童1名が今年度2回目の居住地校交流及び共同学習を実施しました。
本校の児童が学級の友達と一緒につくったカルタ、喜多方第一小学校のみなさんが考えてくれた「爆弾ゲーム」を行いました。カルタでは、本校の児童が読み手の役割りを行ったり、読札の文をよく聞いて、友達と競い合って取札を取ったりして楽しむことができました。また、「爆弾ゲーム」では、音楽が鳴っている間に風船(爆弾)を次の人に回していきます。音楽が止まったときに風船を持っていると、動物の真似をするなどの罰ゲームが待っているというハラハラドキドキ感があって盛り上がりました。
また、今回は、あえて午後に居住地校交流を実施し、小学校から友達と一緒に下校するという学習も行いました。友達から声を掛けられるなどしながら、小学校の友達と楽しく歩き、家まで帰ることができました。
喜多方第一小学校のみなさん、すてきな時間をありがとうございました。また、会いましょう!!
1月30日(月)に、福島県立博物館との連携事業の一つである「福島藝術計画」(アートで広げる子ども未来プロジェクト)を活用し、5年生の児童たちが「まっくら森の音楽会」というテーマで音楽のワークショップを行いました。
音楽家のシーナ・アキコさん、VIVIWARE Cellという機器を開発しているVIVIWAREの方々と一緒に、身近にある道具を使って音をつくる体験、VIVIWARE Cellやタブレット端末のソフトをなどの現在の新しい技術を使って音をつくる体験を行いました。
森をイメージした薄暗い空間の中に、楽器を使った動物や鳥の鳴き声が聞こえ、ブラックライトで照らされて星などが浮かび上がって見えます。また、壁には、プロジェクタで動物や星が映し出され、室内のあちらこちらに、楽器や道具が置かれています。そんなすてきな空間の中で、子どもたちそれぞれが、自分のやってみたい楽器や道具を選んで自由に音を出したり、好きな場所で好きなように音を聴いたり、映像を見たりして、音楽を存分に楽しむことができました。
事前の打合せなどを通して、子どもたちに寄り添い、子どもたちに合った活動を工夫し、子どもたちと一緒に楽しんでくださった、本ワークショップに携わられたみなさんに、心より感謝を申し上げます。
【ステッキを振ると音が鳴ったり、タブレットやボタンを操作するとガラクタ楽器が動いて 音が鳴ったりします。】
【ハンドベルを振って鳴らすと画面の動物がジャンプ。】
画面の動物を見ながら、友達と一緒にハンドベルを鳴らしたり、
ハンドベルを鳴らすタイミングや強さを考えたりする姿が
見られました。
【光るセンサーに手をかざすと音が鳴ります。】 【ステッキを振るとバチが動きます】
【シーナさんと鍵盤ハーモニカの演奏。】
【タブレットを操作すると、星が動いて音が鳴ります。】
一人がタブレットの画面を操作し、他の
子どもが星をつかまえる遊びが自然に始まりました。
1月24日(火)に、博物館の学芸員さん2名をゲストティーチャーとしてお招きし、「むかしのくらし~むかしのどうぐにふれよう~」の学習を行いました。
事前に昔話のアニメや絵本を見て、そこに出てきた古い道具に実際に触れたり、昔の服を着るなどの体験をしたりしました。昔の「こたつ」が分かり、みんなで足を入れる姿が微笑ましかったです。また、現在のジャンパーや帽子の役割を果たす「蓑(みの)」や「笠(かさ)」などを着せてもらうと、現在の防寒具のありがたさが分かったようで、「動きづらい。」「ざらざらする。」などの感想を言っていました。今回の学習を通して、昔の暮らしに興味をもったり、自分たちの身の回りにある道具へ関心を高めたりする機会となりました。
本物の昔の道具や衣類に触れたり、使ったりする体験的な学習の場を提供してくださった博物館のみなさん、ありがとうございました。
会津若松市立行仁小学校で、本校の2年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。当初は、2学期に予定していましたが、感染症の状況により、3学期の実施となりました。
初めての居住地校交流に、最初は緊張した様子でした。しかし、友達と協力するゲームや先生の指示を聞いて逃げたり追いかけたりするゲームなどを行う中で、緊張がほぐれ、楽しく活動をすることができました。初めての場所で、普段かかわる機会のない相手ともコミュニケーションをとっていた児童の姿から、「同年齢の子どもたちとかかわる経験を広め、社会性を育み、好ましい人間関係を育てる」という居住地校交流及び共同学習の意義を改めて感じました。
行仁小学校のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。また会いましょう!
会津若松市立門田小学校で、本校3年生の児童1名、5年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。当初は、2学期に予定していましたが、感染症の状況により3学期の実施となりました。
2名の児童ともに、以前在籍していた門田小学校での交流学習を楽しみにしていました。門田小学校の友達に迎えられ、うれしそうな表情で交流がスタートしました。互いの学校で学習した内容を生かし、コリントゲームや輪投げ、「ツバメ」のダンスを行いました。ルールややり方が分かり、友達の様子をよく見て取り組んでいました。ゲームの中で、うれしい気持ちや悔しい気持ちを表現したり、それを友達と共有したりしながら楽しんでいた姿がとても印象的でした。
門田小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!!
新年がスタートし、今日から3学期です。吹雪の中のスタートとなりましたが、元気に登校してきた子どもたちの姿を見て、うれしくなりました。
3学期の始業式はオンラインで実施しました。校長先生からは、うさぎ年になぞらえ、お父さんやお母さん、先生などの周りの人の話を聞き、じっくり自分の頭で考え、すばやく行動できるようになって欲しいというお話と、3月に胸を張って卒業や進級ができるように、それぞれの学級で目標を立てて欲しいというお話がありました。
始業式後には、冬休みの思い出を発表し合っている学級が多くありました。冬休みの楽しかったことを伝え合い、笑顔がたくさん見られていました。
みんなで力を合わせて実りの多い3学期にしていきましょう。
第2学期終業式は、オンラインで実施しました。
校長先生からは、小学部の子どもたちが、1学期よりも挨拶を大きな声ではっきりとお話することができるようになったこと、毎日の手洗いやマスク着用など、自分と周りの友達の健康に気を付けて生活できたことが素晴らしかったという話がありました。また、冬休みに、いつもは会えない親戚のみなさんに会ったら、元気に明るく挨拶をして、いろいろなことができるようになった姿を見せてあげてください、というお話もありました。
保護者の皆様には毎日の健康観察や基本的な感染症対策に御協力いただき、無事に2学期を終えることができましたこと、大変感謝申し上げます。また、様々な学習や行事等で御協力をいただきました地域の皆様にも感謝申し上げます。3学期、子どもたちが元気に登校してくることを楽しみにしています。
会津若松市立謹教小学校で、本校の3年生児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。
昨年度に引き続いての居住地校での学習となります。謹教小学校の友達が覚えてくれていたようで、温かく出迎えてくれ、本校の児童もうれしそうな表情で校舎の中に入りました。
交流では、本校の児童が学習している音楽の授業の内容、謹教小学校の友達が学習している「お買い物ごっこ」、体育で行ったボール転がしの内容を取り入れたボウリングを行いました。謹教小学校の友達の様子を見て意欲的に楽器を鳴らしたり、友達を呼んで欲しい物を伝えてお金を渡したり、買った物を食べる真似をして楽しんだりするなど、謹教小学校の友達や先生を意識し、積極的にやりとりをしながら活動することができました。居住地校交流が、豊かな人間関係を育む機会となっていると改めて感じました。
謹教小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!
小学部合同学習「クリスマスお楽しみ会」が行われました。当初は、体育館でみんなで集まって行いたいと考えていましたが、コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、リモートでの実施に変更となりました。プレイルームに、各学級で制作したツリーの装飾や5年生が作成したプログラムを飾り、司会などの役割を担当する6年生、劇を行う先生たちだけが集まり、プレイルームから各教室に動画を生配信する形で進めました。
サンタクロース役の教師が画面の中に登場すると、各教室から歓声が上がっていました。先生たちの劇は、森の動物たちがサンタさんからプレゼントをもらう「森のクリスマス」というお話です。話の展開を予想したり、誰先生が何の役をしているのかに興味をもったりして、楽しそうにモニターに注目していました。また、「赤鼻のトナカイ」の曲に合わせて楽器を鳴らしたり、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて踊ったりして、各教室で盛り上がりました。
そして、リモート後には、各教室にサンタクロースとトナカイが来てくれ、一人一人にプレゼントをくれました。サンタさんからのプレゼントを受け取ったときの、子どもたちの本当にうれしそうな表情が印象的でした。
12月2日(金)に、5年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。1学期にリモートでの交流を実施し、今回の直接交流の事前学習として、11月28日(月)にもリモートで交流しました。それぞれの学校の様子が分かるような学校紹介クイズを行ったり、2日の直接交流で行う活動の確認をしたりし、見通しと期待感をもって交流会を迎えました。
交流会では、神指小学校で採れた松ぼっくりを使ったツリーづくり、「名探偵コナンのテーマ」の曲に合わせて鼓笛パレード、「ツバメ」のダンスを行いました。松ぼっくりを使ったツリーづくりでは、神指小学校の友達とツリーに付けたいものや付けたい場所をやりとりしたり、丁寧につくり方を教えてもらったりしながら、それぞれがすてきなツリーをつくることができました。鼓笛パレードでは、最初に、神指小学校の演奏を間近で見聴きし、児童たちは大興奮でした。その後、本校の児童たちも、それぞれがこれまで学習してきたことを生かし、鍵盤ハーモニカ、ハンドベル、太鼓などで鼓笛に加わり、堂々と行進することができました。リモートで参加した本校の児童たちも、画面越しに鼓笛の音を聴きながら、生き生きと楽器を鳴らすことができました。交流会の最後は、みんなで体育館いっぱいの大きな輪を作り、「ツバメ」のダンスをしました。本校の児童たちが見本となることができ、児童たちの表情からは自信が感じられました。
両校の学習内容を生かして一緒に行う活動を工夫したことで、児童たちが互いに刺激を受けながら学び合うことのできる交流及び共同学習となりました。神指小学校の5年生のみなさん、本当にありがとうございました。また来年会いましょう。