福島県立会津支援学校
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6月24日(金)は、5年生が「会津自然の家」に行き、校外体験学習を行いました。
暑い中ではありましたが、午前中は屋外で、コースの途中に設けられた課題に挑戦しながら進む「アニマルランドの冒険」という体験プログラムに取り組みました。「かっぱの池」では、かっぱに「好きな食べ物はなに?」「どこにいるの?」などの質問をしたり、逆に、「どこから来たの?」というかっぱからの質問に答えたりしました。子どもたちは、「かっぱはどこにいるのだろう」と不思議そうな表情をしながら、やりとりを楽しんでいました。
また、「ぞうさんの鼻の丘」では、そりで丘を滑り降りることに挑戦しました。思うようには滑ることができませんでしたが、草の匂いや柔らかさを味わうことができました。
その他にも、先生や友達と一緒に歩いたり、体を動かしたりしながら、自然を満喫することができました。
午後は、「もっくんキーホルダーづくり」に取り組みました。さまざまな太さや長さの木の枝を選び、つくりたいものをイメージしながら、グルーガンを使って組み立てます。仕上げに、目玉を付けたり、ペンで着色したりしてキーホルダーが完成です。自分でつくったキーホルダーを見て、本当にうれしそうな表情をしていた子どもたちでした。
学校に戻ってからも、子どもたちからは「もう1回行きたい!」「かっぱに会いたい!」という言葉が聞かれました。
今回の体験学習で、自然の中で活動する楽しさを実感した子どもたち。身の回りの自然に関心をもち、積極的に関わっていって欲しいと思います。
【アニマルランドの冒険】 「おーい、かっぱさーん!」
「そりで、ゴー!!」
【もっくんキーホルダーづくり】
すてきなキーホルダーができました✨。
6月22日(水)に6学年の校外学習「只見線学習列車」を実施しました。
貸切りバスに乗って、まず向かった先は、本郷焼の絵付け体験。3色の中から好きな色を選んで、思い思いに皿に絵や模様を描きました。どんなお皿になるのか、焼き上がりが楽しみですね。
次に向かったのは、会津中央乳業の工場。いつも給食で飲んでいる紙パックの牛乳がベルトコンベアで次々と流れていく様子を、興味津々で見つめている姿が印象的でした。牛乳と飲むヨーグルトの試飲では、「おいしい!」と言っておかわりをする児童もいました。
お昼ご飯は、「道の駅あいづ 湯川・会津坂下」の会議室をお借りして、お家の方が作ってくれたお弁当をうれしそうに食べました。
そして、最後はいよいよ会津坂下駅から只見線に乗車です。列車を待つ間、駅員さんに「あと何分?」と繰り返し質問する児童もいるほど、列車に乗ることを心待ちにしていた6年生。体験活動や工場見学など、普段の生活の中ではなかなかできない貴重な経験をすることのできた一日となりました。
【皿の絵付け体験】
【会津中央乳業】
【只見線乗車】
小学部では、4、5、6年生が会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習を学年ごとに学年同士で実施しています。新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、学年ごとに目標や実施時期、回数、内容を両校で相談しながら進めています。今年度も、「手紙などの間接交流やリモート回線を使っての交流」、「本校を会場にした直接交流」など、さまざまな交流の仕方を探りながら実施していきます。
6月14日(火)には、4年生にとって初めての交流会を行いました。事前に、神指小学校からいただいた自己紹介の手紙を見て楽しみにしていた4年生。今回はリモート回線を使っての交流です。最初に、本校の児童一人一人が、名前と好きなことを写真や絵なども使って伝える自己紹介をしました。神指小の4年生の自己紹介になると、画面をうれしそうにじっと見つめていました。次に、神指小の4年生のリコーダーや鍵盤ハーモニカなどのすてきな演奏を聴きました。本校の4年生は、ミニ運動会で踊った「パプリカ」のダンスを披露しました。
交流会の最後には、「会えるのを楽しみにしているね。」「またね~。」などの言葉を画面越しに交わした両校の4年生。直接会って交流できる日が楽しみです。児童同士がかかわりを広げたり深めたりできるような交流を継続していきたいと思います。
【画面に向かって自己紹介】 【神指小学校の演奏を見る子どもたち】
【ダンスを披露】 【またね~】
約3週間に渡り、学年ごとに実施してきたミニ運動会のラストを飾るのは、1年生の12名の子どもたちです。
4月に入学してきた頃は、不安そうな表情をしていた子どもたちですが、今では、生き生きとした表情で、友達や先生と一緒に勉強したり、遊んだりしています。
1年生の競技「あつまれ、1年生!」は、友達と一緒にスタートし、走ったり、平均台を渡ったりして自分の写真カードを取り、学校のボードまで運びます。そして、写真をボードに貼ったらゴールまで走ります。
1年生の子どもたちにとっては、お家の方に学習の成果を見てもらうことも、「運動会」を行うのも、入学してから初めての経験です。お家の方の姿を見付けて手を振ったり、お家の方のそばまで行ったりする微笑ましい姿が見られました。初めての経験でしたが、子どもたち一人一人が何をするのかが分かって、楽しそうにゴールを目指す姿がすばらしかったです。
また、みんなで行った「パプリカ」のダンスでは、先生や友達と一緒に笑顔で踊るかわいらしい姿に、見ている側がほっこりとした気持ちになりました。
【がんばるぞ!!】 【いちについて、よーい。】
【走れ~】
【平均台を渡るよ】
【自分のカードを取るよ】 【「学校」のボードに貼るよ】
【パプリカのダンス】
【がんばったご褒美をもらったよ】
初めての「運動会」に、ドキドキした子どももいたと思いますが、子どもたち一人一人の姿からは、「がんばったよ」という気持ちがあふれていました。今後も、友達や先生と一緒に、いろいろなことに挑戦し、楽しんで欲しいと思います。
小学部のミニ運動会はこれで終わりとなります。
保護者の皆様におかれましては、ご都合をつけて参観いただき、また温かい声援を送っていただきまして、ありがとうございました。
6月2日(木)は小学部「交通安全教室」を行いました。
事前にDVDで動画を見るなどして、道路や歩道の安全な歩き方、信号の見方、横断歩道の渡り方などを各学級で学習しました。2日(木)は、実際に学校周辺の道路を歩いたり、横断歩道を渡ったりする体験学習を行いました。
「信号機は何色になったかな?」「横断歩道を渡っていることに気付いてもらえるように、手を上げるんだよ。」「青色でも、車が来ていないか確認しようね。」などの先生の言葉掛けをよく聞きながら、真剣な表情で実践に取り組んでいた子どもたち。
学習したことを、普段の生活や校外学習、遠足、修学旅行などの場面で生かしていきましょう。
交通安全教室の際、子どもたちが横断歩道を渡るのを温かく待ってくださったドライバーのみなさん、本当にありがとうございました。
6月1日(水)はミニ運動会の5日目です。4年生13名の登場です。
「運動会の歌」と教師の笛の音に乗って、リズムよく入場です。
開会式では、代表児童の掛け声に続いて、みんなで「えいえい、おー!」と大きな声で言い、腕を高く上げてやる気十分といった様子でした。
4年生の競技は「にんじゃになろう!にんにんにん!」です。普段の体育の授業で行っている運動を取り入れ、一人一人が4つの術を成功させ、かっこいい忍者になりきることが目標です。
「橋渡りの術」(平均台を渡る)、「岩越えの術」(跳び箱を乗り越える)、「くぐり抜けの術」(網をくぐる)、「変身の術」(マットで前転や高這いなどをする)の4つの術を行うことが分かり、子どもたちが自分からそれぞれの術に挑戦する姿が、とてもかっこよかったです。実は、「変身の術」は、練習を重ねる中で、挑戦する動きが変わっていく子どもたちが多くいました。友達の姿が、いろいろな動きに挑戦しようという気持ちにさせてくれるのだなと感じました。
4つの術を行ったらゴールです。ゴールテープを切るときの子どもたちの表情は、みんなキラキラと輝いていました。お家の方が見てくれているということも、キラキラした表情につながっていたのだと思います。
閉会式では、「『橋渡りの術』をがんばりました。」「『岩越えの術』をがんばりました。」など、自分で振り返って発表する姿が見られ、達成感が伝わってきました。
かっこいい忍者になれた4年生。これからの学校生活での変身も楽しみです!
【入場】 【ラジオ体操】
【えいえい、おー!】 【位置について、よーい。】 【橋渡りの術】
【岩越えの術】 【くぐり抜けの術】
【変身の術】 【ゴール!!】