福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
喜多方市立第一小学校で、本校の5年生の児童1名が今年度2回目の居住地校交流及び共同学習を実施しました。
本校の児童が学級の友達と一緒につくったカルタ、喜多方第一小学校のみなさんが考えてくれた「爆弾ゲーム」を行いました。カルタでは、本校の児童が読み手の役割りを行ったり、読札の文をよく聞いて、友達と競い合って取札を取ったりして楽しむことができました。また、「爆弾ゲーム」では、音楽が鳴っている間に風船(爆弾)を次の人に回していきます。音楽が止まったときに風船を持っていると、動物の真似をするなどの罰ゲームが待っているというハラハラドキドキ感があって盛り上がりました。
また、今回は、あえて午後に居住地校交流を実施し、小学校から友達と一緒に下校するという学習も行いました。友達から声を掛けられるなどしながら、小学校の友達と楽しく歩き、家まで帰ることができました。
喜多方第一小学校のみなさん、すてきな時間をありがとうございました。また、会いましょう!!
1月30日(月)に、福島県立博物館との連携事業の一つである「福島藝術計画」(アートで広げる子ども未来プロジェクト)を活用し、5年生の児童たちが「まっくら森の音楽会」というテーマで音楽のワークショップを行いました。
音楽家のシーナ・アキコさん、VIVIWARE Cellという機器を開発しているVIVIWAREの方々と一緒に、身近にある道具を使って音をつくる体験、VIVIWARE Cellやタブレット端末のソフトをなどの現在の新しい技術を使って音をつくる体験を行いました。
森をイメージした薄暗い空間の中に、楽器を使った動物や鳥の鳴き声が聞こえ、ブラックライトで照らされて星などが浮かび上がって見えます。また、壁には、プロジェクタで動物や星が映し出され、室内のあちらこちらに、楽器や道具が置かれています。そんなすてきな空間の中で、子どもたちそれぞれが、自分のやってみたい楽器や道具を選んで自由に音を出したり、好きな場所で好きなように音を聴いたり、映像を見たりして、音楽を存分に楽しむことができました。
事前の打合せなどを通して、子どもたちに寄り添い、子どもたちに合った活動を工夫し、子どもたちと一緒に楽しんでくださった、本ワークショップに携わられたみなさんに、心より感謝を申し上げます。
【ステッキを振ると音が鳴ったり、タブレットやボタンを操作するとガラクタ楽器が動いて 音が鳴ったりします。】
【ハンドベルを振って鳴らすと画面の動物がジャンプ。】
画面の動物を見ながら、友達と一緒にハンドベルを鳴らしたり、
ハンドベルを鳴らすタイミングや強さを考えたりする姿が
見られました。
【光るセンサーに手をかざすと音が鳴ります。】 【ステッキを振るとバチが動きます】
【シーナさんと鍵盤ハーモニカの演奏。】
【タブレットを操作すると、星が動いて音が鳴ります。】
一人がタブレットの画面を操作し、他の
子どもが星をつかまえる遊びが自然に始まりました。
1月24日(火)に、博物館の学芸員さん2名をゲストティーチャーとしてお招きし、「むかしのくらし~むかしのどうぐにふれよう~」の学習を行いました。
事前に昔話のアニメや絵本を見て、そこに出てきた古い道具に実際に触れたり、昔の服を着るなどの体験をしたりしました。昔の「こたつ」が分かり、みんなで足を入れる姿が微笑ましかったです。また、現在のジャンパーや帽子の役割を果たす「蓑(みの)」や「笠(かさ)」などを着せてもらうと、現在の防寒具のありがたさが分かったようで、「動きづらい。」「ざらざらする。」などの感想を言っていました。今回の学習を通して、昔の暮らしに興味をもったり、自分たちの身の回りにある道具へ関心を高めたりする機会となりました。
本物の昔の道具や衣類に触れたり、使ったりする体験的な学習の場を提供してくださった博物館のみなさん、ありがとうございました。
会津若松市立行仁小学校で、本校の2年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。当初は、2学期に予定していましたが、感染症の状況により、3学期の実施となりました。
初めての居住地校交流に、最初は緊張した様子でした。しかし、友達と協力するゲームや先生の指示を聞いて逃げたり追いかけたりするゲームなどを行う中で、緊張がほぐれ、楽しく活動をすることができました。初めての場所で、普段かかわる機会のない相手ともコミュニケーションをとっていた児童の姿から、「同年齢の子どもたちとかかわる経験を広め、社会性を育み、好ましい人間関係を育てる」という居住地校交流及び共同学習の意義を改めて感じました。
行仁小学校のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。また会いましょう!
会津若松市立門田小学校で、本校3年生の児童1名、5年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。当初は、2学期に予定していましたが、感染症の状況により3学期の実施となりました。
2名の児童ともに、以前在籍していた門田小学校での交流学習を楽しみにしていました。門田小学校の友達に迎えられ、うれしそうな表情で交流がスタートしました。互いの学校で学習した内容を生かし、コリントゲームや輪投げ、「ツバメ」のダンスを行いました。ルールややり方が分かり、友達の様子をよく見て取り組んでいました。ゲームの中で、うれしい気持ちや悔しい気持ちを表現したり、それを友達と共有したりしながら楽しんでいた姿がとても印象的でした。
門田小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!!
新年がスタートし、今日から3学期です。吹雪の中のスタートとなりましたが、元気に登校してきた子どもたちの姿を見て、うれしくなりました。
3学期の始業式はオンラインで実施しました。校長先生からは、うさぎ年になぞらえ、お父さんやお母さん、先生などの周りの人の話を聞き、じっくり自分の頭で考え、すばやく行動できるようになって欲しいというお話と、3月に胸を張って卒業や進級ができるように、それぞれの学級で目標を立てて欲しいというお話がありました。
始業式後には、冬休みの思い出を発表し合っている学級が多くありました。冬休みの楽しかったことを伝え合い、笑顔がたくさん見られていました。
みんなで力を合わせて実りの多い3学期にしていきましょう。
第2学期終業式は、オンラインで実施しました。
校長先生からは、小学部の子どもたちが、1学期よりも挨拶を大きな声ではっきりとお話することができるようになったこと、毎日の手洗いやマスク着用など、自分と周りの友達の健康に気を付けて生活できたことが素晴らしかったという話がありました。また、冬休みに、いつもは会えない親戚のみなさんに会ったら、元気に明るく挨拶をして、いろいろなことができるようになった姿を見せてあげてください、というお話もありました。
保護者の皆様には毎日の健康観察や基本的な感染症対策に御協力いただき、無事に2学期を終えることができましたこと、大変感謝申し上げます。また、様々な学習や行事等で御協力をいただきました地域の皆様にも感謝申し上げます。3学期、子どもたちが元気に登校してくることを楽しみにしています。
会津若松市立謹教小学校で、本校の3年生児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。
昨年度に引き続いての居住地校での学習となります。謹教小学校の友達が覚えてくれていたようで、温かく出迎えてくれ、本校の児童もうれしそうな表情で校舎の中に入りました。
交流では、本校の児童が学習している音楽の授業の内容、謹教小学校の友達が学習している「お買い物ごっこ」、体育で行ったボール転がしの内容を取り入れたボウリングを行いました。謹教小学校の友達の様子を見て意欲的に楽器を鳴らしたり、友達を呼んで欲しい物を伝えてお金を渡したり、買った物を食べる真似をして楽しんだりするなど、謹教小学校の友達や先生を意識し、積極的にやりとりをしながら活動することができました。居住地校交流が、豊かな人間関係を育む機会となっていると改めて感じました。
謹教小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!
小学部合同学習「クリスマスお楽しみ会」が行われました。当初は、体育館でみんなで集まって行いたいと考えていましたが、コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、リモートでの実施に変更となりました。プレイルームに、各学級で制作したツリーの装飾や5年生が作成したプログラムを飾り、司会などの役割を担当する6年生、劇を行う先生たちだけが集まり、プレイルームから各教室に動画を生配信する形で進めました。
サンタクロース役の教師が画面の中に登場すると、各教室から歓声が上がっていました。先生たちの劇は、森の動物たちがサンタさんからプレゼントをもらう「森のクリスマス」というお話です。話の展開を予想したり、誰先生が何の役をしているのかに興味をもったりして、楽しそうにモニターに注目していました。また、「赤鼻のトナカイ」の曲に合わせて楽器を鳴らしたり、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて踊ったりして、各教室で盛り上がりました。
そして、リモート後には、各教室にサンタクロースとトナカイが来てくれ、一人一人にプレゼントをくれました。サンタさんからのプレゼントを受け取ったときの、子どもたちの本当にうれしそうな表情が印象的でした。
12月2日(金)に、5年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。1学期にリモートでの交流を実施し、今回の直接交流の事前学習として、11月28日(月)にもリモートで交流しました。それぞれの学校の様子が分かるような学校紹介クイズを行ったり、2日の直接交流で行う活動の確認をしたりし、見通しと期待感をもって交流会を迎えました。
交流会では、神指小学校で採れた松ぼっくりを使ったツリーづくり、「名探偵コナンのテーマ」の曲に合わせて鼓笛パレード、「ツバメ」のダンスを行いました。松ぼっくりを使ったツリーづくりでは、神指小学校の友達とツリーに付けたいものや付けたい場所をやりとりしたり、丁寧につくり方を教えてもらったりしながら、それぞれがすてきなツリーをつくることができました。鼓笛パレードでは、最初に、神指小学校の演奏を間近で見聴きし、児童たちは大興奮でした。その後、本校の児童たちも、それぞれがこれまで学習してきたことを生かし、鍵盤ハーモニカ、ハンドベル、太鼓などで鼓笛に加わり、堂々と行進することができました。リモートで参加した本校の児童たちも、画面越しに鼓笛の音を聴きながら、生き生きと楽器を鳴らすことができました。交流会の最後は、みんなで体育館いっぱいの大きな輪を作り、「ツバメ」のダンスをしました。本校の児童たちが見本となることができ、児童たちの表情からは自信が感じられました。
両校の学習内容を生かして一緒に行う活動を工夫したことで、児童たちが互いに刺激を受けながら学び合うことのできる交流及び共同学習となりました。神指小学校の5年生のみなさん、本当にありがとうございました。また来年会いましょう。