福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
第2学期終業式を無事に迎えることができました。式は、感染症対策のため放送での実施とし、各教室での参加としました。静かに着席し、放送に耳を傾けてしっかりと話を聞く様子が見られました。
校長先生からは、2学期の行事や各活動の振り返りとともに、元気に頑張ってきた全校児童生徒への賞賛や励ましの言葉がありました。また、楽しい冬休みにして欲しいけれど、外出の際には必ずマスク着用で感染症対策をすること、等の話もありました。生徒指導部の先生からは、①元気に過ごすこと②事故やケガに気を付けること③時間を守ること④出かけるときはおうちの方に相談すること、の4つの約束についての確認がありました。養護教諭からは、①手洗いうがいを続けること②食べ過ぎに注意すること③できるだけ身体を動かそう等の話がありました。なお、ご家庭でのご協力をお願いいたします。3学期は1月8日が始業式です。皆さんと元気に会えることを楽しみにしています。
授業参観及び学年・学級懇談会は、学年で分散し、12月16日~18日の3日間で実施します。雪が降りしきる足元の悪い中をおいでいただき、ありがとうございます。子どもたちは、時々、おうちの方のほうを振り返りながら笑顔で、張り切って学習に取り組んでいました。学年・学級懇談につきましても短い時間内ではありますが、貴重な懇談の時間となります。よろしくお願いします。また、この3日間、高等部の作業製品販売会が行われています。懇談、参観が終わると、販売会場に足を運んでくださる方もいらっしゃいました。今年度は、パワー祭りでの製品販売を、小学部の保護者さんは見ることができなかったので、よろしければ、この機会に高等部の作業学習の成果をご覧ください。
小学部合同学習「クリスマスお楽しみ会」は、今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、事前学習は動画を各教室で視聴する形式とし、当日の会は、より広い場所として体育館での実施としました。会場は各学年で制作した飾りや5年生制作のプログラムが飾られ、会の雰囲気を盛り上げていました。また、6年生が司会や挨拶、ツリー点灯などを行い、立派に進行してくれました。森の動物たちがクリスマスプレゼントをもらう劇では、子ども達みんな、ステージに注目し、拍手をしたり音楽に合わせて身体を揺らしたりしていました。楽器やダンスは、音楽の時間等に馴染んだ曲だったので、元気に楽しく活動していました。最後には、一人一人にラッピングされたプレゼントを、サンタクロースさんから直接もらって、とても嬉しそうでした。
小学部5年生が、会津若松市立神指小学校の5年生との交流及び共同学習を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策として、1学期は手紙や動画での間接交流でしたが、今回はリモートでの交流が実施でき、オンタイムで互いに友達の顔や声を身近に感じながら活動することができました。自己紹介で、好きなことや食べ物などを紹介し合い、「よろしくお願いします」と互いに話して、交流がスタートしました。発表のコーナーでは、神指小学校の5年生からリコーダーのすばらしい発表があり、本校の5年生からはパワー祭りステージ発表の「電車でゴー」の発表動画を流し、観ていただきました。交流の最後には、互いに「楽しかった。」という感想を聞くことができました。今年度は直接会っての交流はできませんでしたが、来年度につながる交流をすることができました。神指小学校5年生の皆さん、ありがとうございました。
小学部3学年6組では、「まちをつくろう」という学習に取り組んでいます。学校周辺の町探検をし、そこで見てきた施設やお店、河川や公園などを立体で表現して、町づくりをします。町を作る過程では、作りたい建物の形や色をよく観察して工作し、作った建物がどんな施設やお店なのかを、図鑑(担任が特製しました)で調べ、建物に貼りつけて、町に設置します。どんどん町が広がっています。作った町の中のお店などに立ち寄りながらミニカーを走らせ、教室内でのミニ町探検をする様子も見られ、とても楽しい学習が展開されています。
1学年2・3組の生活単元学習「ダンボールで遊ぼう」から展開されている、『配達ゲーム』の授業の様子を紹介します。配達では、トラック(ダンボールを使って自分たちで作りました)に荷物を入れる人、その荷物をおうちに届ける人、荷物を届けてもらってハンコを押す人の3つの役割分担があります。その役割を果たしながら、お互い(友達)を意識して「どうぞ」「ありがとう」と言えるように取り組んでいます。どんどん、やりとりが上手になっている子ども達です。
小学部4学年4・5組では、畑でサツマイモの栽培をしてきました。夏の暑い日もみんなで水やりをしたり、観察をしたりして、サツマイモは大きく大きく生長し、大豊作でした。今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、学校内での調理や会食は実施しませんでしたが、サツマイモを使って様々な学習を展開したので紹介します。大きなサツマイモ、ずっしりと重いサツマイモ、長いサツマイモ、曲がっているサツマイモ、そうしたサツマイモで長さ比べや重さ比べを行いました。さらには、収穫したサツマイモで作ってみたい、食べてみたい料理を本を見ながら考え、インターネットでレシピを調べました。そのレシピは、家庭に持ち帰り、宿題として、おうちで作ってもらうことになっています。各家庭から少しずつ、作って食べた感想が届いています。ご協力ありがとうございます。個々に持ち帰ったレシピは、一冊にまとめ、レシピ集も作成しました。見たい方は、4学年4・5組までどうぞ!
3学年の、体育の授業の様子を紹介します。ラジオ体操、ランニングの後、体つくり運動として、動物の動きを模倣したいろいろな運動に取り組んでいます。授業の後半は、器械・器具を使っての運動で、今は平均台に挑戦しています。5つの学級が合同で行っていますが、互いに良い刺激を受けながら、元気に活動に取り組むことができています。
5学年2・3組で、喜多方市へ校外学習に行ってきました。行き帰りに、いろいろな公共交通機関を使いました。行きはタクシーと電車、帰りは電車と路線バスです。とても落ち着いて静かに乗車することができました。昼食は喜多方ラーメンを食べ、自分で支払いもしました。食後のお楽しみは、「おくやピーナッツ工場」さんでのソフトクリームの購入です。みんなで行動する際の約束をしっかりと守りながら、社会の決まりやルールに触れながらも、笑顔が絶えない楽しい校外学習となりました。
小学部の児童が居住地の小学校に行き、「交流及び共同学習」を行っています。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、実施校は例年より減り、3校の実施です。回数も11月に1回のみのとなりました。
居住地校交流の主な目的は、地域の児童との交流を通して、同年齢の子ども達とかかわる経験を広め、社会性を養うことなどです。すでに実施された交流では、相手校の子ども達と楽しくかかわり、有意義な経験となっています。