日誌

2022年12月の記事一覧

ひらめき 書のワークショップ~福島県立博物館との連携・協働~

 11月30日(水)に、書家の千葉清藍(ちばせいらん)さんを講師としてお迎えし、書のワークショップが行われました。これは、福島県立博物館の「福島藝術計画」という事業の一環として行われたものです。小学部からは、5年生の希望した児童が参加しました。

 生活訓練室の畳のスペースを使い、清藍さんや博物館の方々が、花や石、墨で描かれた絵の掛け軸を飾ったり、お香をたいたりして、すてきな和の空間をつくってくださいました。最初に、花や石などの文字の成り立ちの話を聞いた後に、筆や硯などの道具に触れ、硯で墨をする活動を行いました。本物の花や石を見たり、筆の毛、硯や固形墨に触れたり、お香や墨の香りを嗅いだりと、興味をもって五感を使って味わうことができました。

 墨をすった後には、いよいよ書く活動です。自分で書きたい文字を選んで、筆の重さ、墨の色合い、和紙に書く手応えなどを体験しながら、一人一人が夢中になって書いていました。さらに、事前に清藍さんが準備してくださった、一人一人の名前の手本を見ながら、児童それぞれが自分の名前をうれしそうに書いて表現していました。この書のワークショップを通して、墨と筆で書いて表現することへの児童たちの興味や意欲が高まり、学級でも取り組みたいという声が上がっていました。

 「書」を存分に味わえるように、様々なものや空間を準備し、貴重な学びの機会を提供してくださった、書家の清藍さん、博物館のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 第4学年 神指小学校との交流及び共同学習(直接交流)

 11月29日(火)に、4年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。1学期はリモート交流でしたが、今回は直接交流を実施することができました。神指小学校の児童たちからの手紙を見て、一緒に活動できる日を楽しみにして迎えた交流会。

 交流会では、グループに分かれて、自己紹介をしたり、神指小学校の児童が考えた「つりゲーム」「ペットボトルボウリング」「宝探しゲーム」をそれぞれ行ったりしました。神指小学校の児童たちが、道具や景品を準備してくれ、本校の児童もうれしそうな表情で活動していました。また、神指小学校の児童たちから「会津支援学校の校内を見てみたい」という要望があったこともあり、校内にポケモンのイラストを貼っておき、校内探検をしながらそのイラストを見付けるゲームも行いました。名前を覚えて呼び合ったり、呼ばれて応じたりする様子が見られるグループ活動となりました。さらに、チームごとに担当する楽器を分けて、みんなで「むしのこえ」の合奏を行いました。みんなの音が重なって、児童たちの表情も輝いていました。

 最も印象的だったのが、休憩時間の「だるまさんがころんだ」の遊びです。神指小学校の児童たちが始めた「だるまさんがころんだ」に、本校の児童が自然に加わり、みんなで楽しむ遊びに発展しました。その姿から互いのことを認め合う気持ちが伝わってきて、交流及び共同学習の意義を改めて強く感じました。みんなで行った「だるまさんがころんだ」がとても楽しかったようで、交流会後に、学級で遊ぶ姿も見られています。

 神指小学校の4年生のみなさん、本当にありがとうございました。また来年、会いましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【だるまさんがころんだ】

電車 4学年 校外学習「只見線学習列車」

 11月22日(火)は、小学部4学年が「只見線学習列車」を利用した校外学習を実施しました。

 行きは大型バスに乗って柳津町へ。厳かな雰囲気を感じながら「福満虚空蔵尊円蔵寺」を参拝したり、「ほっとinやないづ」で小池菓子舗の職人さんに教えていただきながら、あわまんじゅうづくりを体験したりしました。職人さんがあわまんじゅうをつくる様子を真剣に見つめる姿、手つきを模倣しながらあわまんじゅうづくりに挑戦する姿が楽しそうで、輝いていました。子どもたちの心がこもったあわまんじゅうができました。お家に持って帰り、家族のみなさんとおいしく食べたとのことです。

 その後、足湯でほっこり温まり、「ラッキー公園」で遊び、「銀山荘」でお弁当を食べて待ちに待った只見線へ乗車。子どもたちは、列車の揺れに心地よさを感じながら景色やトンネルを楽しんでいました。

 さまざまな体験をすることができ、子どもたちの満足した表情が印象的でした。

 各所でお世話になった方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 居住地校交流及び共同学習(会津美里町立高田小学校)

 会津美里町立高田小学校で、本校の6年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。

 高田小学校の6年生が総合的な学習の時間で取り組んでいる「町の福祉」についての発表を聞いたり、本校の児童が自身の車椅子による学校生活について写真を使い、クイズを交えて発表したりしました。また、車椅子の体験を行って児童同士が感想を伝え合いました。本校の児童にとっても、車椅子での生活について伝えたい内容を考えて発表する有意義な学習となり、互いに学び合うことができました。

 図画工作の授業では、本校の児童がローラーなどで付けた模様と、高田小学校の友達が廃材を使ったスタンプなどで模様を合わせ、共同で作品をつくりました。それぞれのグループでカラフルなすてきな作品ができました。さらに、体育館での床に座っての転がしバレーボールでは、本校の児童に合わせてルールや方法を工夫していただき、みんなで一緒に楽しむことができました。

 高田小学校のみなさんに温かく迎えていただき、共に学び、お互いの個性の理解を深める交流及び共同学習ができました。高田小学校のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

グループ 居住地校交流及び共同学習(会津坂下町立坂下南小学校)

 会津坂下町立坂下南小学校で、本校の5年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。

 ストローとクリアファイルで飛行機をつくって飛ばして遊んだり、音楽の授業で坂下南小学校の友達の演奏を聴いたり、一緒に楽器を鳴らしたりする学習を行いました。本校の児童は、最初は緊張した様子でしたが、少しずつ慣れて、自分から友達に話し掛けてかかわりながら、活動を楽しむことができました。また、パワー祭りで踊った「ツバメ」のダンスを友達の前でうれしそうに披露することもできました。

 温かく迎えてくださった坂下南小学校のみなさん、ありがとうございました。また、会いましょう!