4月15日(火)に生徒会主催の新入生歓迎会が行われました。お互いに自己紹介を兼ねながら学年・学級のカラーを出しあい、クイズやダンスなど素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。新入生も大いに楽しんでくれている様子が伺えました。後半には、上級生から学校生活や部活動・委員会活動の紹介も行われました。新入生はこれから始まる高校生活について知り、高等部生活が楽しいものであることを感じていた様子でした。先輩方から温かく歓迎されたことで安心したと思います。

4月7日から新年度がスタートし、8日には31名の新入生を迎えた入学式が執り行われました。令和7年度は高等部生数合計86名となります。入学式から数日が経ち、新入生は慣れない環境に戸惑いがあるものの、笑顔を見せながら楽しく落ち着いて過ごす様子が伺えています。新しい友達や先輩方と関わりながら少しずつ打ち解けてきています。また、2・3年生は学校が始まることが楽しみであったようで、元気一杯活気あふれる日々を過ごしています。高等部の良さは生徒同士の関わりが深く、和気あいあいとした雰囲気で学校生活を送れるところにあります。令和7年度も高等部一丸となって学部目標に掲げている生徒の育成に取り組んでまいります。
誓いの言葉
新入生呼名
歓迎の言葉
1月27日(月)に生徒会役員選挙立会演説会・投票を行いました。選挙管理委員の生徒が運営を行い、会長立候補者1名、副会長立候補者2名、書記立候補者3名と各立候補者の応援演説者が壇上で演説を行いました。投票の際は、会津若松市選挙管理委員会事務局より借用させていただいた投票箱と記載台を使用し、一般の選挙と同じような雰囲気を感じながら、投票を行うことができました。



1月20日(月)2年7組と3年6組による職業科「会津マップ報告会」を行いました。会津若松市役所地域福祉課、障がい者支援課、企画調整課スマートシティ推進室、こども家庭課の方々を招き、ICT機器を活用したデジタルマップ「会津マップ」について360°動画やiMovieで作成した動画を視聴していただき、感想やアドバイスをいただきました。生徒達もアドバイスをもとにさらによいものにしこうと言う意見も聞かれました。



1月8日(水)第3学期始業式終了後に、高等部集会を行いました。集会内容は、生徒指導主事から「今年度まとめの学期にむけて」と、保健主事から「冬季間における感染症予防について」も講話に加えて、生徒会から「年始のあいさつ及び2025の抱負」を述べていただきました。
決意新たに2025も、がんばっていきましょう!

12月24日(火)第2学期終業式終了後に、高等部集会を行いました。集会内容は、生徒指導部からの冬休みの過ごし方についてと、令和6年度第26回うつくしまトライアスロンinあいづ大会でのボランティア活動の紹介でした。うつくしまトライアスロン実行委員長である福島民友新聞社代表取締役社長の野崎広一郎様からボランティア活動の御礼を含めた証明書が届きましたので、この度の学部集会で改めて紹介させていただきました。猛暑の中とても立派な活動でした。活動をした生徒の皆さんありがとうございました。
生徒指導部講話
ボランティア活動 証明書紹介


高等部サービス班では、12月18日(水)に地域交流センター『AiAi+Plus』をお借りしてカフェをオープンしました。11月にオープンした際の反省と、11日(水)の校外学習でコパンやMARCの先輩方から教えていただいたことを活かし、てきぱきとテーブルを拭いて席を準備したり、自分が担当する仕事の流れを確認したりして開店5分前には準備を完了し、お客様を迎える体制を整えることができた生徒たちでした。
また、今回は来店いただいた方々に接客に関するアンケートのご協力をいただきました。アンケートからは、「笑顔が少ない。」「緊張しているのが伝わってくる。」「商品の説明はできるのか。」といった評価をいただきました。生徒たちは振り返り学習で、「接客用語が出てこないのは、接客の練習が少なかったからかもしれない。」「臨機応変な対応ができるようになりたい。」「自分では声を出しているつもり、笑顔で接客しているつもりでも、お客様から見たら違うのかもしれない。」と、今まで以上に中身の濃い反省を行うことができました。今後もサービス班全員で『より質の高いサービスの実践』を目指してさらに学習を深めていきたいと考えています。
次回のカフェは、1月にオープン予定です。学習予定の詳細は後日、ホームページに掲載いたします。

高等部2年6組の社会科の授業では、会津地域の歴史や、会津地域で発展してきた工芸品や飲食物を調べる活動を通して経済活動を知ることをねらいとして「仕事と生活~会津のものづくりの歴史と流通~」という単元で学習を進めています。
先日、遠隔観覧で福島県立博物館の企画展を見ましたが、12月10日はゲストティーチャーである福島県立博物館学芸員の小林めぐみ先生、西尾祥子先生をお招きして「会津の漆」に注目した授業を行いました。
会津の大塚山古墳から漆がついた副葬品が発見され、古代から会津の人々の暮らしと漆は密接に関係していたこと、会津藩の歴代藩主たちが「漆の木は宝の木」と大切にしてきたこと、第二次世界大戦で敗戦国となった日本が戦後復興するために会津漆器が一役買っていたこと…。教科書では学ぶことができない内容をたくさんうかがい、また、博物館収蔵の第二次世界大戦後アメリカで人気を集めた貴重な会津漆器を実際に触らせていただきました。生徒たちは以前、美術科の授業で会津漆を使用した豆皿つくりにも取り組んでおり、会津の漆、会津漆器をより身近に感じることができたようです。
福島県立博物館学芸員の小林めぐみ先生、西尾祥子先生のご協力に感謝いたします。


~生徒たちの感想です(一部抜粋)~
★漆は縄文時代から続いていて会津に多いことがびっくりしました。博物館から貴重なものをもってきてくれて、触ることができたのでいい経験になりました。
★以前取り組んだ、豆皿作りが楽しかったことを思い出しました。
★戦争が終わったころに、漆器を外国に輸出して資金を集めていたことが分かりました。
★前回リモートで見た漆器を実際に見て触ったら、重くてすごく綺麗な絵が描かれていて、その絵に引きずり込まれそうでした。
高等部サービス班では、接客業務の様子を見学すること、実際に接客業務に携わっている本校の卒業生に話を聞くこと、収集した情報を今後のサービス班での活動や自分の進路選択に活かすことを目的とし、【ベーカリー&カフェ コパン】、【CAFE&DELI MARC】の皆さまのご協力のもと、先輩の話を聞く会を行いました。
「仕事をしていてやりがいを感じるときはどんなときですか?」、「進路が決まらず焦っているとき、先輩方はどのように過ごしていましたか?」、「学生時代と社会人のいま、心境のちがいはありますか?」など約30の質問を事前に準備した生徒たちは、緊張した面持ちで先輩方に質問をしました。先輩方は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。先輩方からのお話のなかで生徒たちの心に特に強く響いたのは、「お客様を第一に考えること」「お金をいただいて仕事をすることに自覚をもってほしい」という言葉だったそうです。先輩方からの熱いメッセージを受け取って、サービス班では今後も「よりよいサービスとは」をみんなで考えながら学習に取り組んでいきたいと思います。
コパンの皆さま、MARCの皆さま、お忙しいなかご協力いただき、ありがとうございました。



高等部1年の総合的な探究の時間は、「会津を知ろう~私たちが住む地域について~」(工芸品・食文化・歴史・建造物について)をテーマとして学習を進めています。
11月29日(金)、みぞれや冷たい雨が降る中ではありましたが、それぞれの活動班に分かれて、会津若松市内でインタビューや施設見学、絵付け体験をしてくることができました。







校外学習にあたって見学・昼食先であった、鶴ヶ城郷土博物館・アカベコランド・小澤蝋燭店・馬肉の鈴静・満田屋・鶴ヶ城会館・会津幸泉小法師の皆様には、生徒たちの質問に丁寧に答えていただいたり、体験の準備をして待っていてくださったりと大変お世話になりました。ありがとうございました。
高等部2年6組の社会科の授業では、会津地域の歴史や、会津地域で発展してきた工芸品や飲食物を調べる活動を通して経済活動を知ることをねらいとして「仕事と生活~会津のものづくりの歴史と流通~」という単元で学習を進めています。
会津地域の絵ろうそくや会津木綿、赤べこ、漆器、こづゆ、馬刺しが全国的にも有名であることはこれまでにいろいろな授業で学習していましたが、調べ学習を進めていくうちに、清酒(日本酒)も会津の発展にはかかせないものであることが分かってきました。
そこで、11月26日(火)に福島県立博物館学芸員の大里正樹先生と西尾祥子先生にご協力いただき、企画展「ふくしまの酒造り-酒を醸し和を醸す-」をリモートで遠隔観覧しました。博物館のロボットを生徒たちが教室で操作し、博物館に展示されている約100年前に使われていた酒造りの道具や酒の自動販売機を見ました。なかには会津漆器の盃もあり、生徒たちは興味深そうに画面を見ていました。また、生徒から「お酒の名前はどのように決まる?」「お酒とワインの違いは?」などの質問をすると、博物館の先生方は酒の名前が付けられた歴史的な背景や酒蔵の様子、酒やワインに使用される材料や作り方の違いについてなど、一つ一つ丁寧に回答してくださいました。昔のお酒は神様に供えるための貴重なものだったこと、日本神話に登場する“ヤマタノオロチ”はお酒で倒されたことなど、歴史分野の学習も深めることができました。

生徒たちの感想(一部抜粋)です。




次回の授業では、ゲストティーチャーをお招きし、会津漆器について学習します。
本事業は、会津若松市教育委員会主催の「あいづまちなかアートプロジェクト」との関連事業として行われました。TSUTAYA BOOKSTORE AIZU様(門田町黒岩大坪21)の実際のカフェコーナーの3つのテーブルを、生徒がこれで学んできた「会津型」の技法に加えて、会津伝統工芸の一つである「漆塗り」を組み合わせたカフェテーブルの制作に木工班の生徒が取り組みました。上越教育大学准教授 伊藤将和様をはじめとし、NPO法人はるなか副理事長・漆部会長、塗師 吉田 徹様、NPO法人はるなか理事・漆部会員、塗師 小松愛実様、NPO法人はるなか漆部会員、蒔絵師 照井克弘様、漆工よしだ、塗師 矢吹安里紗様、会津若松市教育委員会文化課 橋本 崚様、福島県立博物館 川延安直様、西尾祥子様、小林めぐみ様の多くの方々の御協力を賜りながら素晴らしいテーブルに仕上げることができました。寄贈式ではTSUTAYA BOOKSTORE AIZU様から、あたたかいお言葉をいただき、今後益々製品つくりへの活力となりました。実際に店頭にて使用していただいておりますので、是非時間の許す限り足をお運びいただき、素敵な時間を過ごしていただければと思います。なお、使用された際は木工班の生徒へ感想や励ましのお言葉などいただければ幸いです。

高等部サービス班では、今年度も会津信用金庫様からお仕事をいただき、お客様にお配りするカレンダーを丸めて紙筒に入れる作業を行いました。不良品を出さないように丁寧に取り組むことを目標に取り組みました。
一人一人が委託された仕事に責任をもち、真剣かつ丁寧に取り組み、200枚のカレンダーを仕上げ、納品することができました。今後もこのような作業の機会を増やし、仕事に対する意識や技能の向上を目指します。






高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。
11月6日に地域交流センター『AiAi+Plus』にてカフェをオープンしました。今回は、市役所や保護者の方々が来てくださいました。2回目ということもあり、各々が自分の担当する仕事をしっかりと行い、シフトを交代する際にそれぞれの業務を丁寧に引き継ぐことができた一方、想定していなかった状況が発生して接客に難しさを感じた生徒、仲間と協力し合うことの難しさや、効率的に作業するにはどうしたらよいかかについて考えた生徒もいました。実践の場に慣れてきたからこそもう一度確認しなければならないこと、今後の活動で改善できそうなことを話し合い、『より質の高いサービスの実践』を目指して学習を進められたらと考えています。
次回のカフェは、12月18日(水)オープン予定です。学習予定の詳細は後日、ホームページに掲載いたします。サービス班の生徒8名、笑顔でお待ちしています。




10月25日(金)高等部学部集会を行いました。内容は過日開催された、第23回福島県特別支援学校スポーツ大会における表彰でした。
大会では選手は皆、日頃の練習の成果を発揮することができました。その中で、入賞した団体と個人の選手へ猪俣校長先生より改めて表彰していただきました。
バスケットボール競技

フライングディスク競技

陸上競技
