6月6日(月)、高等部1年1組、2年2組では、喜多方市の「木之本漆器店」より講師の方をお招きし、「風鈴の蒔絵絵付け体験」を行いました。蒔絵の歴史や絵付けの手順などについて説明を聞き、はじめての絵付けに挑戦しました。まず、ひまわりや花火、蛍などそれぞれが選んだ絵を風鈴に描き、その後、色粉を蒔きつけてオリジナル風鈴の完成です!
地域の伝統や文化に触れたり、講師の方とかかわったりするなど、絵付けを通して様々な体験を積むことができ、生徒たちにとっても有意義な時間となりました。完成した風鈴の音色を聴くのが楽しみです。
5月30日(月)に生徒会総会が行われました。今年度の生徒会総会は、感染症対策の観点からリモート視聴による実施となりました。
生徒会長の挨拶のあと、総会議長・副議長として2名の生徒が選出されました。会が始まると、議長団のスムーズな進行のもと、各委員会(集会、図書、保健、給食、学習、放送、環境美化、ベルマーク)の代表生徒から活動計画の発表がありました。学級でリモートを視聴している生徒たちは、総会資料に目を通しながら、それぞれの委員会の活動内容について確認しました。
会の後半は各部活動の部長より、部活動の年間活動計画の報告がありました。今年度は、陸上競技、バスケットボール(男・女)、フライングディスク、ボッチャ、音楽、パソコンの6つの部が結成されており、大会参加や技術の向上を目指しながら活動を進めています。6月の部活動からは1年生も加わり、新体制でのスタートとなります。
教頭先生の言葉にもあった、「生徒の、生徒による、生徒のための生徒会」の実現に向け、生徒会役員を中心に頑張っていきます。
高等部作業学習サービス班では、今年度、『つながろう大熊と、広げよう私たちの絆~大熊の「友」と「共」に』というテーマで、大熊町の方々との交流学習を行っています。
5月18日は、大熊町の地理や特産品、観光スポット、震災の被害などについて学習しました。5月25日には、「大熊町の方の話を聞く会」を行い、おおくま町会津会の山本さんと浅野さんを講師にお招きして、震災前の大熊町の様子や、現在の大熊町の復興の様子、会津での生活の様子などについてお話ししていただきました。また、大熊町カルタ「おおくま・おらほのカルタ」にも挑戦し、みんなで盛り上がりました。
会の終わりには、サービス班の代表生徒から「大熊町の方の話やカルタを通して、大熊町についてさらに理解を深めることができました。今日の話を受けて、これから自分たちにできることを考えていきたいです。」とお礼の言葉が述べられました。
5月23日、24日に、産業現場等における実習と校内実習に向けての事前学習を行いました。第Ⅰ期は、2・3年生の希望する生徒が企業や事業所で実習を行い、1年生と校内に残る2・3年生が校内で実習を行います。
23日は全体指導として、進路指導主事から実習に対しての心構えや働くために大切なことについての話がありました。24日は各グループに分かれて、実習中の様々な状況に合わせた対応の仕方を確認しました。
実習は6月6日から始まります。生徒一人一人が目標をもって取り組むことで、自分の適性や課題に気付き、今後の進路決定に生かせる実習となるように準備していきます。
5月19日(水)に、作業学習のクリーン班で、会津若松駅の清掃活動を行いました。クリーン班では、清掃を行う技術だけではなく、仕事を行う上で大切な挨拶や身だしなみなども学んでいます。
今回の活動を通して、「“ありがとう”と言われて嬉しかった。」や「学校と違い、大きな窓を拭くことが難しかった。」などの感想があがり、喜びを感じるとともに自分の課題を見つけることができました。
1年生を含めて、今年度からクリーン班に所属した生徒も多く、4月から新体制がスタートして約1か月間ですが、作業学習で学んだことを生かす貴重な経験となりました。
5月16日(日)に第60回福島県障がい者スポーツ大会が開催されました。陸上競技とフライングディスク競技はあづま総合運動公園、バスケットボール競技はトヨタクラウンアリーナが会場となりました。感染症対策を講じながら、少ない練習期間を経ての大会参加となりましたが、生徒たちはそれぞれの競技に一生懸命取り組み、大会という舞台で、練習の成果を発揮してくれました。
今回の経験を生かし、今後は10月に行われる特別支援学校スポーツ大会に向けて、部活動や体育の授業、毎日のスポーツタイムに精一杯取り組んでいきます。
「あっ、花の色が変わってきた!」「2色の花びらができた!」
植物の成長に必要な水分の吸収について、赤、青、黄色、緑の食紅で染めた水に、スプレー菊とカスミソウを刺し、花の色がどのように変化していくのかの実験を行いました。生徒達は、花を選び、自分の好きな色水を作りながら、「葉っぱの色が変わるかな。」、「白い花のままだよ。」など、いろいろと考察していきます。時間が経つにつれて、花びらの色の変化に気が付くと…「先生、見てください!」と、目を輝かせていました。今後も、生徒の興味・関心と、自然の事物・現象を関連させながら理解を深められる授業を展開していきます。
1年生の国語の授業では、先生方に質問したい自分たちで内容を考えて職員室でインタビューを行い、聴きとった内容をまとめる学習を行っています。先生方の「趣味や特技」、「休みの日の過ごし方」、「先生という仕事を選んだ理由」、「仕事をする上で大事にしていること」等を、相手に聞こえる声ではっきりと質問し、聞き取れなかったことを再度質問したり、聞き取った内容を正確にメモしたりすることができました。
生徒たちは、「次の時間も他の先生方にインタビューしたい!!」と意欲を見せていました。
4月22日に委員会活動を行いました。委員会活動は生徒会活動の一つで、生徒の自主的な活動を通して、学校生活の充実と将来の社会参加・自立への力を伸ばすことを目的として取り組んでいます。
今回は第1回目ということもあり、各委員会に分かれて、自己紹介や委員長・副委員長の選出を行いました。また、1年間の活動内容の確認や活動目標の話し合いの際には、「みんなが楽しむことができる集会を企画する。」「責任をもって仕事に取り組む。」など、意欲的な意見をたくさん聞くことができました。
県立博物館の事業の一つである「ポリフォニック・ミュージアム」の昨年度の活動がまとめられた記録集・成果集が届きました。
この冊子には、昨年度の高等部2年4組が参加した、アートワークショップの様子が掲載されています。生徒と教員、アーティストの方々、博物館の学芸員が教室と博物館を行き来し、一緒に博物館を見学したり、博物館での経験を基にした制作活動に取り組んだりしました。
昨年参加した生徒たちは、自分たちの写真が掲載されている冊子「ヤベアベ学級との12月」のページをめくって笑顔を見せたり、肖像画の名称を口にしたりするなど、楽しみながら当時の活動を振り返ることができました。
4月15日に高等部新入生歓迎会が行われ、感染症対策の観点からリモートによる中継とビデオ視聴による実施となりました。
リモートで校長先生の話や新入生代表あいさつを聞き、ビデオによる「学級紹介・高等部紹介・委員会紹介・部活動紹介」を視聴することで、高等部の生活に期待感や意欲を高めたり、新しい仲間ができることに喜びを感じたりすることができました。
特に1年生は、どの部活動や委員会に入ろうか迷っている様子でした。これからの学校生活が楽しみですね。
4月13日より、高等部作業学習が始まりました。
作業学習は、生徒の興味・関心に応じた生活上の事柄と結びつけながら、「木工班、手工芸班、陶芸班、リサイクル班、農芸班、クリーン班、サービス班」の7班で構成され、生徒の職業的自立を考慮した様々な活動に取り組んでいます。
1年生は、作業班の体験を経た上で班編成を行い、4月20日から新体制となる予定です。
木工班 手工芸班 陶芸班 リサイクル班
農芸班 クリーン班 サービス班 見学の様子
4月8日から新学期が始まりました。
新1年生は、新しい通学方法を知ること、2・3年生は、交通ルールや学校のルールなどを確認することを目的に、学習するグループを2つに分けて実施しました。
1つのグループでは、新型コロナウイルス感染症予防に考慮し、リモート形式で、交通ルールや、登下校のルート、自転車の乗り方などを学習しました。もう一つのグループは、実際に校外に出て、横断歩道を渡ったり、歩道を歩いたりして、実体験をもとに交通ルールの学習をしました。
4月8日、高等部着任式・始業式・入学式が執り行われました。今年度は、新たに33名の新入生を迎え、高等部87名でのスタートとなります。
着任式と始業式は新型コロナウイルス感染症対策のため、リモート中継での式となりましたが、生徒それぞれがモニターに注目し、新しい先生方を歓迎の気持ちで迎えたり、新しい学年への期待感を高めたりすることができました。
入学式では、新入生代表生徒が誓いの言葉の中で、「共に学ぶ仲間たちと、いろいろなことに精一杯取り組み、自分たちの力を高めていきます。」と力強い言葉を述べました。その言葉を受け、代表生徒(生徒会長)が「みんなで力を合わせて、元気で明るい、会津支援学校を作っていきましょう。」と、温かい歓迎の言葉で応えました。
昨年度同様、感染症対策を講じながら「生徒の学び」を大切にし、様々な教育活動に取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。
3月9日(水)高等部1年5,6,7組の生徒が、「ブンケンさん」こと鈴木文健さんと一緒に学校周辺のごみ拾いを行いました。テレビで見たことのある本物の「ブンケンさん」に会うことができ、みんな大喜び。力を合わせて「希望のカケラ」を集めることができました。これからも、自分たちの暮らす地域をきれいする気持ちを大切にしていきたいです。
3月8日(火)高等部の卒業式が挙行され、33名の卒業生が巣立っていきました。
体育館で行われた式の様子は、高等部各教室へリモート中継され、在校生も気持ちをひとつにして卒業生の姿を見届けることができました。卒業生が下校する際は廊下からの見送りとなりましたが、気持ちをこめて先輩たちを送ることができました。
高等部農芸班は、喜多方市にある「株式会社オクヤピーナッツジャパン」さんと連携した学習を行っています。学校の畑で育てた落花生を納品したり、会社から提供していただいた選別用の落花生を作業学習の中で選別したりしています。今年度は、10月に畑で収穫した落花生を納品しました。
2月16日(水)には、社長の松崎さんと社員の遠藤さん(令和2年度卒業生)が来校し、販売用に包装された落花生を引き渡していただきました。社長さんからの挨拶のあと、卒業生の遠藤さんからも近況報告や後輩たちへ向けてのお話があり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。卒業生の頑張る姿を励みに、これからも地域とのつながりを大切にしていきたいです。
1月31日(月)新生徒会役員を決めるための、立会演説会と選挙が行われました。
会長、副会長、書記に各2名、計6名が立候補し、応援演説者とともに自分の意見を伝えました。
当日は感染症対策のため会場(体育館)と各教室をリモートでつなぎ、生徒たちは中継によりそれぞれの候補者の演説に耳を傾けました。
その後は、時間を決めて学級ごとに投票所へ集まり、ルールに従って投票しました。厳粛な雰囲気の中、落ち着いて投票することができました。
開票の結果、会長1名、副会長2名、書記2名の生徒が選ばれ、後日校長室で任命式を行い新役員が決定しました。3月から1年間の任期となりますが、高等部生徒からの期待と信頼を受けながら頑張ってほしいです。