日誌

高等部より

祝!全国障がい者スポーツ大会出場!~児童生徒後援会からの激励金贈呈式~

 10月30日(日)31日(月)に開催される第22回全国障がい者スポーツ大会「いちご一会栃木大会」に出場する、高等部3年小松歩美さんに、本校児童生徒後援会から激励金が贈呈されました。

 小松さんは、福島県代表として、女子100m走と4×100mリレーにエントリーしています。校長先生から激励金を手渡された後、「福島県代表として、頑張ってきます。」と、力強く挨拶してくれました。

 会津支援学校代表そして福島県代表として、大会参加者との一期一会に感謝し、思い切り駆け抜けてきてください。頑張れ、小松さん!

2年2組 季節を感じよう

 高等部2年2組の生活単元学習では、1年間を通して「季節を感じよう」という学習に取り組んでいます。

 「季節を感じよう」では、四季折々の植物や昆虫を見付けたり、風や気温を感じたりしながら、春夏秋冬の違いに気付くことをねらいとして行っています。また、見付けた植物や昆虫を題材に俳句を作る学習にも取り組んでおり、俳句の言葉の響きやリズムに親しんでいます。

 「季節を感じよう~Spring」、「季節を感じよう~Autumn」に取り組んでいる様子を御覧ください。

 

 

 

【体験学習 「おおくまベリーティー試飲会」 】

 高等部作業学習サービス班では、『つながろう大熊と、広げよう私たちの絆~大熊の「友」と「共」に』のテーマで大熊町の方との交流学習を行っています。

 今回は、「食堂カフェ ハレの日」と共同開発し、10月初旬に完成した「おおくまベリーティー」を「食堂カフェ ハレの日」のお客様に試飲していただき、紅茶をプレゼントしました。実際のお店で接客をするということで、参加した生徒たちも初めは緊張している様子でしたが、開店前に店長の寺島様と接客の練習を繰り返し行い、お客様の顔を見て笑顔で接客することや、提供する紅茶の向きなどの大切なポイントを教えていただいたことで、本番はリラックスして笑顔で接客することができました。お客様に紅茶を提供する際には、テーブルのどの位置にカップを置くと良いのかや、談笑中のお客様に失礼がないように素早くかつ丁寧に接客することなども学ぶことができました。

 試飲したお客様からは、「いちごの香りがとても良い。」、「とってもおいしい。」などの感想をいただきました。接客した生徒たちからも、「貴重な経験ができました。」や「緊張したけれど、丁寧に『おおくまベリーティー』を紹介することが出来てよかった。」などの感想が聞かれました。

パワー祭り・高等部作業製品販売会

 10月15日に行われたパワー祭りイベント広場では、高等部保護者への作業製品販売だけではなく、小・中学部保護者向けに販売するブースを新たに設けました。

 高等部生徒は日ごろの作業学習で、「買う人の気持ちになって丁寧に製品を作る。」を目標に、一生懸命製品作りに取り組んでいます。販売会では、自分が作った製品が、お客様に売れる喜びを生徒一人一人が感じることができました。また、小・中学部の保護者の皆さんからも、「高等部の製品を買うことができてよかった。」と喜びの声が聞かれました。

 生徒達は、「緊張したけど、売れてよかった。」と、売れ行きに満足した様子で、たくさんの笑顔を見せてくれました。この体験を今後の学びへとつなげていきたいです。

『芸術鑑賞教室 ~弦楽器の音色に親しもう~』

 高等部では、高等学校文化連盟啓発事業より助成金をいただき、この秋に3回の芸術鑑賞教室を企画しました。

 最後となる第3回目は、10月18日(火)に会津市民オーケストラのメンバーをお迎えし、クラシック音楽や流行曲などの演奏をしていただきました。

 冒頭は校歌の演奏でした。いつもはピアノ伴奏で聞いている校歌ですが、弦楽器で演奏されると更に音に深みが増し、生徒達もじっと聴き入る様子が見られました。

 楽器紹介コーナーでは、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4つの楽器の特徴や音色の違いを知ることができました。弦楽器の音色の美しさや迫力に、始めは驚いた生徒もいましたが、次第に体を揺らしながら声を出したり、手拍子を打ったりして楽しむことができました。

 中でも「紅蓮華」やパワー祭りのテーマソングである「ツバメ」の曲では、客席の盛り上がりもピークに達し、生徒も教員もノリノリで楽しみました。

 生徒からは、「弦楽器のことを分かりやすく教えてくれたので、違いがよく分かった。」、「音が壮大で感動した!」、「知っている曲がたくさんあって楽しかった。」などの声が多く寄せられました。

 お忙しい中、演奏に駆けつけて下さった会津市民オーケストラの皆様、ありがとうございました。