日誌

高等部より

【体験学習 「食堂カフェ ハレの日」】

 高等部作業学習サービス班では、今年度、『つながろう大熊と、広げよう私たちの絆~大熊の「友」と「共」に』というテーマで、大熊町の方々との交流学習を行っています。

 今回は、大熊町の方がオーナーを務める「食堂カフェ ハレの日」での体験学習を行いました。店長の寺島様への質問タイムでは、喫茶接遇技術のほか、お客様に接する際の考え方や満足してもらうための工夫などを質問し、丁寧に返答していただきました。中でも「お客様がどれだけ喜んでくれているかを大切にしており、また来たいと思われる接客を心がけています。」という言葉に、真剣に聞き入る生徒たちの姿が印象的でした。昼食時には、とてもおいしいお料理をいただき、「また家族と来ます。」や「最高です!」という声と共にたくさんの笑顔が見られました。最後に、代表生徒が「形のない接客は、やり方を決めつけず、相手に合わせることが一番大切だと分かりました。」と、お礼の言葉を述べました。

 今回の体験学習を今後の作業学習で生かし、接客技術の向上につなげていきます。

 

 

 

 

 

「高等部スマホ・携帯安全教室」

 6月に実施した情報モラル講習会に続き、生徒指導部が主催となって「高等部スマホ・携帯安全教室」を実施しました。

 今回は会津若松警察署の生活安全課から講師をお招きし、「SNSトラブルとその対応」と「高校生に多い事故・事件」について講話をいただきました。話の流れをイメージしやすいように動画や画像を視聴したり、生徒達に問い掛けたりしながら、分かりやすく講話を進めていただきました。生徒達も真剣に話を受け止めていました。ぜひ、今後の生活に役立てて欲しいです。

「コラボ商品のパッケージデザインを考えよう」

 高等部作業学習サービス班では、今年度、『つながろう大熊と、広げよう私たちの絆~大熊の「友」と「共」に』というテーマで、大熊町の方々との交流学習を行っています。

 今回は、会津若松市の「食堂カフェ ハレの日」とのコラボ商品「おおくまベリーティー」(大熊町の特産品のいちごを使ったオリジナル紅茶)のパッケージデザインの作成です。生徒たちは、「おおくまベリーティー」をイメージし、個性豊かなデザインを描いていました。

 コラボ商品が販売された際には、生徒が描いたパッケージを眺めながら、大熊ベリーティーを飲んでみたいですね。7月14日には体験学習として「食堂カフェ ハレの日」を訪れ、実際の接客について学んできます。

「高等部3年6組 第Ⅰ期産業現場等における実習報告会」

 7月11日に実習報告会を行いました。実習日誌や実習先からの評価表をもとに、実習目標に対する反省や、実習でうまくいかなかったこと、実習先で教えていただいたこと、社会生活へ向けて頑張ることなどを、プレゼンテーションソフトを活用して分かりやすくまとめて発表しました。

 生徒達は発表することを通して、改めて自分の課題を自覚することができました。また、友達の発表を聞くことを通して、実習先は違っていても、働くために必要な力「集中力」、「体力」、「コミュニケーション力(挨拶・返事・報告)」などは共通して必要であることを確認することができました。

 3年生は、9月5日から第Ⅱ期の実習が始まります。今回の反省を生かし、課題を意識しながら、進路実現へ向けて実習に臨んでほしいと思います。

ふくしまアビリンピック2022に出場しました

  ポリテクセンター福島で行われた福島県障がい者技能大会「ふくしまアビリンピック2022」に高等部生徒2名が参加しました。

 アビリンピックの6つの競技種目のうち、今回は「喫茶サービス」と「ビルクリーニング」に1名ずつエントリーし、喫茶サービス部門で金賞を獲得することができました。

 入賞できなかった生徒は悔しさもありましたが、2名とも日頃の作業学習での積み重ねや放課後練習での成果を出し切りました。

 今後は8月に行われる特別支援学校作業技能大会に向けて、さらなる技術の向上を目指して努力していきます。