日誌

高等部より

高等部1・3年1組『生活単元学習』

 1月から2月にかけて、「『ありがとう』を伝えよう」というテーマで、1年間お世話になった先生方へ感謝の気持ちを込めて、自分たちで調理したスイートポテトやメッセージカードを贈る学習に取り組みました。

 調理の場面では、材料の「多い」・「少ない」を判断して適切な量を加えたり、スイートポテトをよりおいしくするためにトッピングする材料を選んだりして、意欲的に活動に取り組むことができました。

 先生方へ届けに行く場面では、先生方と手を合わせたり、自分で口を動かしたりしながらそれぞれの方法で感謝の気持ちを伝えました。

 卒業・修了まで残りわずかとなりましたが、最後に先生方とすてきな思い出を作ることができました。

  

  

高等部職業Bサービス班『喫茶接遇サービス校内検定』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 2月15日に、「喫茶接遇サービス校内検定(実技試験、筆記試験)」を実施しました。生徒たちは、お客様に心地よい空間を提供するためにはどうしたらよいかと真剣に考え、自分の課題を意識しながら取り組むことができました。

 実技試験は、サービス班担当者が福島県特別支援学校作業技能大会の基準に基づき判定し、結果は、2月21日に「サービス班ミニ表彰式」の中で発表しました。生徒たちの反応は様々でしたが、「来年に向けて頑張ります。」、「就職しても学んだことを生かします。」など全員が前向きに捉えることができました。

 今年度の学習も残り4回となりましたが、サービス班では、今後も『より質の高いサービスの実践』を目指して取り組みます。

    

   

  

高等部 職業B 博物館との連携事業(ワークショップ④)

 1月24日(水)25日(木)に福島県立博物館の川延様、喜多方市役所から木幡様、渡部様、江畑様をゲストティーチャーとしてお迎えし、のワークショップを行いました。

 陶芸班では、伝統的が会津型の柄に合わせて色を選び、グラデーションの方法について実演をしていただきながら教えていただきました。色を入れていく順番や絵の具の量などポイントを確認しながら集中して取り組む生徒たち。できあがると歓声が上がったり、友達とお互いの出来栄えを見せ合ったりしていました。また、「型彫」の活動では、できあがったものを見ていただき、喜多方市の学芸員さんからも素晴らしいと言っていただき、生徒たちのモチベーションがさらに上がったようでした。

  

  

  

 

 

 手工芸班では、型染め、型彫を行いました。型染では、生徒たちが型を彫ったオリジナルデザインの染型紙を使い、大きい布や製品へ型染を行いました。また、グラデーションの方法について実演をしていただきながら教えていただき、色合いを考えながら一生懸命に取り組んでいました。型彫では、デザインナイフの持ち方、動かく角度についてアドバイスいただきながら進めることができました。

  

  

  

 

 

 

 リサイクル班では、ご祝儀袋へ付ける水引き「あわじ結び」「本結び」の結び方を学びました。紐を交差させたり、輪の中を通したりがあり、生徒たちは「むずかしい。」と話していました。しかし、何度も繰り返して行うことで形になってきました。型染めでは、色合いやデザインを入れる場所を考え、自分たちで漉いて作った紙に型染めを行いました。自分たちが型染めしたものに水引きを付けると大きな歓声が上がっていました。

  

  

  

  

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus⑧』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 2月7日は、8回目となる『Aiカフェ』オープンでした。今年度最後のオープンとなりましたが、たくさんのお客様にお越しいただき、大盛況となりました。また、昨年度「ふくしまの未来」へつなぐ体験応援事業で生徒たちが商品化に向けて携わった『おおくまベリーティー』も提供することができ、「美味しい。」、「香りがいい。」とお客様から大変好評でした。生徒たちは、これまでの学習の成果を大いに発揮し、今後の学校生活や進路実現につながる貴重な経験をすることができました。

 お越しいただいた皆様、学習の場を提供していただきました『AiAi+Plus』の皆様、生徒たちの学習活動へのご理解とご協力をありがとうございました。

 

  

  

高等部職業Bサービス班『デリバリーサービス』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 2月1日の一日作業日は、校内でデリバリーサービスに取り組みました。職員室や事務室、保健室の先生方に注文をいただき、ホットコーヒーや紅茶などの飲み物をお届けすることができました。慣れない電話でのやり取りをしながら、注文内容を速くメモすることに苦戦しましたが、『Aiカフェ』での経験を生かし、落ち着いて接客することができました。今回、先生方からいただいた姿勢や表情、目線、声の大きさなどの細やかなアドバイスを今後の学習活動へ生かしていきたいと思います。

  

  

  

 

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus⑦』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 1月24日は、7回目となる『Aiカフェ』オープンでした。今回も、一般公開とさせていただきましたが、あいにくの大雪…。普段ならば数分の距離の『AiAi+Plus』も、雪や風を受けながらの移動で大変でしたが、生徒たちからは誰一人消極的な発言はなく、「頑張りましょうね!」と意欲的な様子に我々教員も元気づけられました。悪天候の中来てくださったお客様にも「ずっと来たかったの、来れて嬉しい!」、「とっても美味しかった!ありがとう。」と言っていただき、生徒共々大変励みになりました。7回目ともなると、慣れた様子で接客や厨房の仕事に取り組んでいた生徒たちの姿に学習の成果を感じました。

次回の『Aiカフェ』は、2月7日(水)です。昨年度「ふくしまの未来」へつなぐ体験応援事業の中で作った『おおくまベリーティ―』も数量限定で準備しております。今年度最後のオープンとなりますので、是非ご来店ください。サービス班一同、心よりお待ちしております!

  

  

  

高等部 職業B 博物館との連携事業(ワークショップ③)

 12月13日(水)、14日(木)に福島県立博物館の川延様、小林様、西尾様、塚本様、喜多方市役所から木幡様、渡部様、江畑様をゲストティーチャーとしてお迎えし、のワークショップを行いました。

 陶芸班では、染型紙の「型彫」の活動、伝統的な会津型を使った「型染め」を行いました。「型彫」の活動では、喜多方市の木幡様からお皿に合う伝統的な会津型のデザインの彫り方を教えていただきました。生徒たちは、真剣な表情で説明を聞いたり、型彫に取り組んだりしました。また、「型染め」の活動では、伝統的な会津型のデザインを使い、喜多方市の江畑様から陶芸用の絵の具の量に気を付けること、刷毛を使って優しく色を付けることをアドバイスいただき、集中して取り組む姿が見られました。

  

  

 

 

 リサイクル班では、「オリジナルデザイン作り」、ポチ袋やご祝儀袋への「型染め」を行いました。「オリジナルデザイン作り」では、博物館の塚本様、喜多方市の木幡様から形を全部切り抜く方法や切り抜かないように残す線を考えて型抜きする方法があることを教えていただきました。磐梯山やパワー君などを一人一人が集中して一生懸命にオリジナルデザイン作りに取り組んでいました。「型染め」では、伝統的な会津型のデザインを使い、博物館の西尾様、喜多方市の江畑様、渡辺様と一緒に色合いやデザインを入れる場所を考え、自分たちで漉いて作った紙に型染めを行いました。

  

  

  

 

 手工芸班は、考えたオリジナルデザインの「型彫」を行いました。喜多方市のみなさに生徒が考えたデザインを型紙が作れるように工夫していただきました。自分たちのデザインを見た生徒たちからは歓声が上がり、とても嬉しそうでした。また、喜多方市の江畑様、木幡様、博物館の川延様、小林様からデザインの彫り方を教えていただきました。デザインナイフの持ち方、デザインナイフを動かす角度、細い線から彫ることなどを聞いて、型彫に挑戦しました。

  

  

  

 

 次回は、1月24日(水)・25(木)にワークショップ④を行う予定です。

高等部職業Bサービス班『カレンダー巻き』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇や事務作業などのサービスに関する学習に取り組んでいます。

 今年度も会津信用金庫七日町支店様からお仕事をいただき、お客様にお配りするカレンダーを丸めて紙筒に入れる作業を行いました。不良品を出さないように丁寧に取り組むことや効率を考えながら「テキパキ」と作業することを目標にしました。

 一人一人が委託された仕事に責任をもち、真剣かつ丁寧に取り組み、400枚のカレンダーを仕上げることができました。今後もこのような作業の機会を増やし、仕事に対する意識や技能の向上を目指します。

  

  

  

高等部3年5組『生活単元学習』

 12月11日の生活単元学習では、県立博物館から3人の学芸員の方をお招きして、「わらの文化を知ろう」というテーマで体験学習を行いました。

 初めに、わらについての説明があり、その後、わらでできた日用品を実際に使う体験をしました。初めてのわら製品に、生徒たちは「かっこいい!炭治郎みたい。」、「思ったより軽い。」と盛り上がる様子が見られました。

 わらについて理解を深めた後は、わらで正月のしめ飾りを作りました。思い思いに南天や松葉、折り紙などを飾り付け、季節を感じる古き良き文化を感じることができました。また、稲作の副産物であるわらを再利用するわら細工は、環境に配慮した究極のSDGsであり、先人の知恵と技にあらためて感心するとともに、次世代につなげていきたい伝統であると感じた貴重な体験となりました。

  

  

 

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus⑥』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 12月6日の一日作業日は、6回目となる地域交流スペース『AiAi+Plus』(子どもの森内)でのカフェオープンでした。今回は、これまでのように保護者の方や関係者に限定せずに一般公開としました。初めてのことで宣伝方法に課題が残りましたが、当ホームページやAiAi+PlusのSNSを見たり、人づてに聞いたりしたお客様が何人も来てくださいました。

 まだまだ失敗もありますが、発展途上にある生徒たちからは、自分の課題を意識しながらよりよい接客を目指そうという意気込みが強く感じられます。今後もサービス班の活動にご期待ください。

 1月の予定は、決まり次第ホームページやAiAi+PlusのSNS等でお知らせします。サービス班一同、ご来店を心よりお待ちしております!

  

  

  

  

「きたかた会津型ウィーク クロージングトーク」 ~伝統や文化のリ・デザインを考えてみよう~

 10月29日(日)に「きたかた会津型ウィーク クロージングトーク」が行われました。リサイクル班の古川翔(3年)、高橋志恢(3年)の生徒代表2名が福島県立博物館との連携事業で行っている「会津型」のワークショップの取り組みを発表しました。たくさんの来場者の前で緊張している様子でしたが、堂々と会津支援学校の取り組みを発表することができました。

  

 

 

 「きたかた会津型ウィーク」開催の期間、展示会場(旧大森家)では、手工芸班、陶芸班、リサイクル班がワークショップで作成した製品や取り組みの様子をまとめた資料を展示させて頂きました。また、会津型カフェでは、陶芸班で製作したカップをスプーン入れや紙ナプキン立てとして使用していただきました。

   

             

高等部 職業B 博物館との連携事業(ワークショップ③)

 10月19日(木)に福島県立博物館の川名様、川延様、小林様、西尾様をゲストティーチャーとしてお迎えし、「カレンダーに型染めをしよう」のワークショップを行いました。

 参加した作業グループ(リサイクル班)は、自分たちが紙漉きで作った紙に様々な染型紙を使って型染めを行いました。前面に型染めを行ったり、柄を重ねてみたりするなどそれぞれが思い思いに型染めに取り組んでいました。博物館の川名館長さんも生徒と一緒に型染めに参加され、生徒たちも一緒に行えて嬉しそうでした。

  

  

 

最後には、型染めを行った紙にカレンダーの数字を印刷し完成すると大歓声がありました。

  

次回は、12月に手工芸班・リサイクル班・陶芸班がワークショップを行う予定です。

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus⑤』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 10月11日は、5回目となる『AiAi+Plus』でのカフェオープンでした。一人一人が前回の課題を意識しながら、自分の役割を果たすことができました。回を重ねるごとに接客や厨房の仕事だけでなく、お客様との自然な会話の技能を高めることができています。

 次は12月を予定しています。次回からは、保護者の方や関係者に限定せずに広く案内を発信し、どなたでもご利用できるように準備を進めています。開催日が決まりましたら、当ホームページやAiAi+PlusのSNS等でもお知らせしますので、お楽しみに!

   

   

  

第22回福島県特別支援学校スポーツ大会

 10月7日(土)に第22回福島県特別支援学校スポーツ大会が開催されました。

 本校からは、陸上競技、フライングディスク競技、ボッチャ競技、バスケットボール競技の4競技に出場しました。

 生徒一人一人が放課後の部活動を一生懸命に取り組み、大会ではそれぞれが練習の成果を発揮することができました。保護者の皆様、応援ありがとうございました。

 

 本校高等部3学年7組 古川 翔さんが「標語の部」において大賞を受賞されました。

 標語は「かがやこう ここが僕らのステージだ!!」です。受賞おめでとうございました!

 写真は表彰式の様子です!

 

 

大会の様子

  

  

  

  

高等部 職業B 博物館との連携事業(ワークショップ②)

 10月4日(水)に福島県立博物館の川延様、小林様、西尾様をゲストティーチャーとしてお迎えし、「オリジナルデザインを考えよう」「会津型彫りに挑戦しよう」のワークショップを行いました。

 参加した作業グループ(手工芸班)は、伝統的な会津型のデザインを見たり、新しいデザインを考えるヒントとなるように準備した赤べこ、起き上がり小法師、風車などに触れたりしながら絵を描きました。博物館の方より、形を全部切り抜く方法や描いた線だけを型抜きする方法があることを教えていただき、一人一人が色差しを行った時をイメージしながら一生懸命にオリジナルデザイン作りに取り組んでいました。

  

  

 

 

 参加した作業グループ(陶芸班)は、伝統的な会津型のデザインを参考にし、教員と一緒に選んだ会津型の型彫りに挑戦しました。デザインナイフの持ち方、デザインナイフを動かす角度を教えていただき、細かい線を丁寧に彫る生徒たち。思っていた以上に力のいる活動に苦戦していましたが、最後までやり抜き型紙を作ることができました。

  

  

 

 次回は、10月19日(木)にリサイクル班がワークショップ③を行う予定です。

 

高等部職業Bクリーン班校外清掃「認定こども園子どもの森」

 10月12日の職業Bの時間に、清掃依頼があった「認定こども園子どもの森」に行き、清掃活動をしてきました。

  今回は、教室のドアのガラス窓清掃と花壇の除草作業を行いました。清掃中には、生徒同士で相談したり、確認したりする姿が見られ、依頼された仕事をみんなで協力して取り組むことができました。職員の方から「清掃ありがとうございます!」や「普段届かないところだから助かります!」と言葉掛けをしていただきました。自分たちが学習したことを生かすことで感謝される嬉しさも体験することができ、とても貴重な経験となりました。

 

 

 

高等部職業B(作業班)農芸班「落花生収穫」

 10月11日(水)の職業Bの時間に落花生栽培でお世話になっているAPJ株式会社の畑へ行き、落花生の収穫作業を行いました。

 学校の畑よりもとても広く、落花生だけでなくネギなど様々な野菜が栽培されていました。

 天気にも恵まれ、土から出てきた落花生を見て、「大きい!」や「いっぱい実がなっている。」と友達や教師に話をしながら、一生懸命に収穫作業に取り組むことができました。

 今回、学校外での作業をすることができ、普段の作業とは違った様子が見られ、とてもいい経験になりました。