日誌

高等部より

落花生の引き渡し式がありました(農芸班)

 高等部農芸班は、喜多方市にある「株式会社オクヤピーナッツジャパン」さんと連携した学習を行っています。学校の畑で育てた落花生を納品したり、会社から提供していただいた選別用の落花生を作業学習の中で選別したりしています。今年度は、10月に畑で収穫した落花生を納品しました。

 

  2月16日(水)には、社長の松崎さんと社員の遠藤さん(令和2年度卒業生)が来校し、販売用に包装された落花生を引き渡していただきました。社長さんからの挨拶のあと、卒業生の遠藤さんからも近況報告や後輩たちへ向けてのお話があり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。卒業生の頑張る姿を励みに、これからも地域とのつながりを大切にしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高等部生徒会役員選挙・立会演説会が行われました

 1月31日(月)新生徒会役員を決めるための、立会演説会と選挙が行われました。

会長、副会長、書記に各2名、計6名が立候補し、応援演説者とともに自分の意見を伝えました。

 当日は感染症対策のため会場(体育館)と各教室をリモートでつなぎ、生徒たちは中継によりそれぞれの候補者の演説に耳を傾けました。

 その後は、時間を決めて学級ごとに投票所へ集まり、ルールに従って投票しました。厳粛な雰囲気の中、落ち着いて投票することができました。

 

 開票の結果、会長1名、副会長2名、書記2名の生徒が選ばれ、後日校長室で任命式を行い新役員が決定しました。3月から1年間の任期となりますが、高等部生徒からの期待と信頼を受けながら頑張ってほしいです。

 

学校教育と連携した常時啓発事業プランB「選挙出前講座」を実施しました。

 12月14日(火)高等部3年生の一部を対象に、社会科の授業に福島県選挙管理委員会の渡部智康様を講師にお招きして、選挙出前講座を実施しました。

 講座では、「政治・選挙と日常生活の関わり」「18歳になると得られる権利」「選挙制度」「最近の投票率」など、日常生活と政治との関わりや選挙権の大切さ、制度の仕組みについて教えていただきました。また、実際に選挙で使用されている投票用紙を見せていただき、文字を書いて書き心地を確認したり、折るとどうなるか試してみたりしました。また、手で用紙を破ろうとしても決して破れないことに驚きました。用紙には、特殊なプラスチックが用いられているため破損が少なく、私たちの1票が無駄にならないように工夫されていることを学びました。

 

 

「先輩の話を聞く会」を実施しました。

 12月13日(月)本校の平成28年度卒業生の有持直樹さん(カワチ薬品 会津若松南店勤務)を講師にお招きし、高等部時代の進路決定に至るまでの思いや現在の仕事内容、職場の方々とのかかわり方、休日の過ごし方などについて、お話をしていただきました。

本校在学中には、作業学習の班長を経験したことで、人をまとめる力や長い時間集中して取り組む力を身に付けることができ、部活動でサッカー部のゴールキーパーを務めたことが、今の仕事でも何かを自分で判断しなければならない時に役立っていると感じているそうです。現在の1日の生活の流れも教えていただき、高等部の頃の実習との違いや残業もあることなど具体的にお話していただきました。

 生徒たちからも多くの質問が寄せられ、一つ一つ丁寧に答えていただきました。「仕事をする上で必要な力は何ですか?」「仕事は大変ですか?」などの質問には、「分からないことを自分から積極的に聞いて覚えることが必要。」「仕事は大変だけど、お客様のことを第一に考えて行動することが大切。」など、大事なことをたくさん教えていただきました。

 最後に、後輩たちに向けて「できないことがあっても努力すれば少しずつできるようになる。多くの人に支えてもらっていることに感謝する気持ちを忘れないで欲しい。」とのメッセージを伝えてくださいました。