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父母と教師の会

防災用ヘルメットの寄贈

3月6日(水)に旧本校職員の鈴木武晴様より、昨年に引き続き防災用ヘルメット10個を御寄贈いただきました。

災害発生時に子どもたちの安全を守るため活用させていただきます。ありがとうございました。

令和5年度父母と教師の会活動報告会及び令和6年度専門部編成

 2月26日(月)9:40~PTAの活動報告会を行いました。各専門部の部長から、1年間の活動について、感想、次年度の活動について報告がありました。

 保護者の皆様の御協力により今年度の活動を無事終了することができたことに感謝申し上げます。

 報告会に続いては各学部に分かれて、次年度の専門部編成を行いました。参加者は少なかったのですが、委任状の提出を受け、今年度の委員長さんを中心に編成が行われました。令和6年度総会に向けて準備を進めていきたいと思います。

 今後ともPTA活動への御理解御協力をよろしくお願いいたします。

 

「本校卒業生保護者さんとの交流会」第4回 喜多方方部会

 2月14日(水)午前9時00より、本校卒業生保護者の戸田由美様と米道裕子様をお招きして、「卒業生保護者との交流会」が行われました。就労先が決まるまでの経緯や活動内容、生活の様子、余暇活動についてなど、卒業後の生活について幅広くお話を伺いました。また、就労施設等の現状についても詳しく教えていただき、大変参考になりました。交流会は穏やかな雰囲気で話が尽きることなく、とても盛り上がりました。交流会を通して、子ども達の特性やその悩みを共有することで、物事の見方や考え方を広げることができる、とても貴重な機会となりました。戸田様と米道様からは、「子どもの現状を知ってもらうために保護者が声を上げること、実際に見聞きして得た情報がとても役に立ち、その交流の中でできた人との繋がりが大切であること。」とお話をされており、ご自身の経験を通しての言葉もいただくことができました。

日下先生との交流会  第3回若松方部会

 1月30日(火)午前9時より本校高等部職員の日下穂純先生との懇談会を行いました。日下先生のご長男の子育て経験を踏まえて、出生から学校生活の様子、卒業後の生活について幅広くお話を伺いました。卒業後の生活については、福祉事業所やグループホームの利用を通して、利用されるご本人がそのサービスを受けることがわかり、納得する過程が大切であると話されていました。家族を取り巻く状況で、様々な福祉サービスを利用することがあるが、障がいの特性によっては、生活環境の変化や見通しをもちにくい状況が、ご本人に悪影響を及ぼすこともあることを伝えられていました。また、誤学習をさせないことの大切さを話されていました。幼いころは、幼いという理由で容認されがちなこともあるが、大人になって許されないことは多くあります。自分のものと人のものの区別をつけることや、人を傷つけないなど、障がいの特性に応じて、繰り返し何度も伝えてくことが大切であると話してくださいました。

 懇談会の最後に、日下先生から、「自分自身の幸せを考えていい。」とのお話がありました。ともすると、お子さんの事が最優先となり、ご自身の幸せの主語が、「子どもが笑顔で過ごせること。」、「子どもが事業所を利用して穏やかに過ごせること。」と考えられてる方が多いのではないかと提起されました。「お母さんが幸せであれば、子どももきっと幸せである。」。日下先生の言葉に心打たれました。様々な経験をされた日下先生の言葉は、参加された保護者の方、一人一人に響いていたようでありました。日下先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。

 懇談後は、若松方部交流会として、今年度の活動の振り返りや次年度に実施してみたい内容などが話されました。今年度は、新たな試みとして、7月に両沼方部と合同で進路に関する学習会を実施し、ニーズに沿った活動を行えたことや、施設見学で予想以上の希望者がいたため、対応に苦慮したことなどが話されました。また、次年度に向けては、防災に関すること、思春期の子どもたちの理解について、きょうだい児支援など様々なテーマが出されました。今後もPTA活動の充実のため、多くの皆様の御協力よろしくお願いします。

第3回両沼部会  ~先輩お母さんとの交流会~

 令和6年1月16日(火)に第3回の両沼部会が行われました。今回は、卒業生の保護者5名をお招きし、終始、和やかな雰囲気の中、卒業後の生活や現在の悩みについて懇談を行いました。

 先輩お母さんからは、卒業後のお子さんの生活の様子や親とお子さんのダブル介護のことについてなどお話がありました。また、将来を見据えて、グループホームの見学へ行き、入所の手続等をされたことを話された方もいました。グループホームの手続きを終えて、ホッと安堵した気持ちがある一方で、遠方の施設にお子さんを入所させることに戸惑いや離れがたい気持ちで揺れ動いていることを率直にお話しいただきました。参加した方は涙を浮かべながら話を聞いている方もいました。

 在学中の保護者からは、将来、事業所を利用できるのかやお子さんの将来の生活の場についてなど先輩お母さんへ質問され、ご自身に万が一のことがあった時にショートステイを利用し、お子さんとしばし離れて生活する経験も必要であると話されている方もいました。

 また、会の最後には、きょうだい児への対応についても話題が挙がりました。きょうだい児同士が交流する機会は少ないため、保護者がそのような機会を設けていきたいと活発な懇談が行われました。