日誌

2021年12月の記事一覧

学校教育と連携した常時啓発事業プランB「選挙出前講座」を実施しました。

 12月14日(火)高等部3年生の一部を対象に、社会科の授業に福島県選挙管理委員会の渡部智康様を講師にお招きして、選挙出前講座を実施しました。

 講座では、「政治・選挙と日常生活の関わり」「18歳になると得られる権利」「選挙制度」「最近の投票率」など、日常生活と政治との関わりや選挙権の大切さ、制度の仕組みについて教えていただきました。また、実際に選挙で使用されている投票用紙を見せていただき、文字を書いて書き心地を確認したり、折るとどうなるか試してみたりしました。また、手で用紙を破ろうとしても決して破れないことに驚きました。用紙には、特殊なプラスチックが用いられているため破損が少なく、私たちの1票が無駄にならないように工夫されていることを学びました。

 

 

「先輩の話を聞く会」を実施しました。

 12月13日(月)本校の平成28年度卒業生の有持直樹さん(カワチ薬品 会津若松南店勤務)を講師にお招きし、高等部時代の進路決定に至るまでの思いや現在の仕事内容、職場の方々とのかかわり方、休日の過ごし方などについて、お話をしていただきました。

本校在学中には、作業学習の班長を経験したことで、人をまとめる力や長い時間集中して取り組む力を身に付けることができ、部活動でサッカー部のゴールキーパーを務めたことが、今の仕事でも何かを自分で判断しなければならない時に役立っていると感じているそうです。現在の1日の生活の流れも教えていただき、高等部の頃の実習との違いや残業もあることなど具体的にお話していただきました。

 生徒たちからも多くの質問が寄せられ、一つ一つ丁寧に答えていただきました。「仕事をする上で必要な力は何ですか?」「仕事は大変ですか?」などの質問には、「分からないことを自分から積極的に聞いて覚えることが必要。」「仕事は大変だけど、お客様のことを第一に考えて行動することが大切。」など、大事なことをたくさん教えていただきました。

 最後に、後輩たちに向けて「できないことがあっても努力すれば少しずつできるようになる。多くの人に支えてもらっていることに感謝する気持ちを忘れないで欲しい。」とのメッセージを伝えてくださいました。

 

クリーン班が校外活動へ出かけました

 12月9日(木)の一日作業日の際に、クリーン班が校外活動として「会津自然の家」へ出かけ、清掃活動を行いました。

施設内の窓ガラスや窓枠、手すりなどを中心に、日頃使っている清掃道具を上手に扱いながら隅々まで清掃することができました。自分達の清掃作業が、施設を利用する皆さんの役に立つことを経験することで、働くことの大切さを学ぶ良い機会となりました。

 

 

福島県もりの案内人『出前講座』を実施しました

 12月9日(木)の一日作業日の際に、福島県もりの案内人による『出前講座』として、「会津自然の家」から講師の方が来校され、木工班で実技講習を行っていただきました。

講座では、ブックスタンドの製作に取り組みました。

木材をビスで止める前にキリで少し穴をあけるなど、製作手順を丁寧に教えていただきながら、材料や道具の正しい扱い方を学ぶことができました。