令和4年度小学部・中学部の着任式、第1学期始業式が行われ、新年度がスタートしました。
新しい先生や新しい教室に少し緊張した様子の児童もいましたが、教室に入って友達の顔を見たり、自分の名前が貼ってある机やロッカーの位置を確認しながら荷物の整理などを行ったりする中で、笑顔が見られるようになりました。
着任式、第1学期始業式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、リモートによる実施となりました。着任式では、各教室のテレビに映し出された、副校長先生を始め、転任された先生方一人一人の顔を児童たちはよく見ていました。始業式では、校長先生からこの一年間、心に刻んで欲しい三つの言葉「はい」「にこ」「ぽん」の話がありました。「はい」という返事ができる素直な心をもつこと、「にこ」っと明るい笑顔で生活し、友達と仲良くすること、「ぽん」と頭を下げて、「ありがとう」と感謝し、「ごめんなさい」と謝ることです。
一年間、子どもたちがどのような表情や姿を見せてくれるのか楽しみです。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。



小学部6年間、一日も欠席することなく登校した渡辺さんに、「6年間がんばったで賞」が贈られました。やむを得ない事情や、体調管理のために欠席する場合もあるため、6年間の皆勤はとても珍しいことです。今回は学部として特別に表彰の場を設けました。おめでとうございます。


各教室に一台ずつ配置されたテレビモニターや一人一台配当されたiPadを使って授業を展開したり、他校との交流学習や他学級との合同授業をリモート回線を使って行ったりするなど、今年一年、ICT機器活用について、試行錯誤しながらも積極的に取り組んできました。今日も教室を回ると、授業で取り入れている場面がありましたので、紹介します。
2年生は、「2ねんクラブ」と称して合同学習を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、今年度後半は全体では集まらず、それぞれの教室などでリモート回線をつないで行うことにしました。別教室にいる友達と一緒に、「音楽スタート!」と声を掛けながら楽しそうに活動していました。
4年生の教室をのぞくと、視線入力機器を使って学習していました。文字の学習では、音声で流れたことばを、画面上のカードから視線で選び、正答すると紙吹雪が弾けていました。とても意欲的に学習に取り組んでいます。


今日は防災献立でした。災害時の非常食や炊き出しなどの献立を試食することで災害時の食事を知り、防災の意識を高めることを目的としています。災害時の食事について、各学級で、子ども達にわかりやすく説明をしてから食事を取りました。4年生の学級では、避難所での様子などをモニターで見ながら丁寧に説明をしていました。

