福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
8月22日(木)、本校において、令和6年度全会津特別支援教育研究会総及び会全会津特別支援教育セミナーを行いました。午前の部は、総会と講演会を行い、午後の部は分科会を行いました。
総会では、今後の全会津特別支援教育研究会の在り方について、昨年度のアンケートの結果、賛成多数であることが報告され、本研究会は今年度をもち、解散することが決まりました。
講演会では、新潟大学教育学部教育科学講座教授 有川宏幸先生を講師にお招きし、「気になる行動の基本的理解と対応について」をテーマに御講演いただきました。講演会を通して、有川先生から応用行動分析学を基に「き」「ほ」「ん」の3つの視点で子どもの行動の見取りを学ばせていただき、現在関わっている子どもたちの姿を思い浮かべなが ら行動の意味について改めて捉え直し、自分達の指導のあり方や考え方を見つめ直すことができました。
分科会では、6つのテーマに分かれ、話題提供を設けて行いました。話題提供者の先生方から日頃の実践を報告してもらい、協議の柱に沿って話し合いを進めたり、指導助言者の先生方からのお話をいただいたりすることで、学びの多い、実りのある分科会となりました。
先述しました通り、全会津での研究会は今年度をもって解散となり、今後は地区ごとに計画し取り組むことになります。しかし、これからも各地区と連携し合い、支え合いながら、研修会について相互に参加を呼び掛け、会津地域の特別支援教育の充実に努めてまいりたいと思います。