進路指導部より高等部作業班の紹介 パート2
2020年6月9日 17時45分高等部作業班紹介、第2回目は、サービス班と手工芸班です。
サービス班は、1年生と新しいメンバーを加え、喫茶接遇の基本礼法について学習していました。特に今回は、「立ったときの姿勢や歩くときの姿勢」について、実際に行ったり、友達や先輩の様子を見て確認したりしていました。教師や周りのアドバイスを受け、動きがぎこちなくなったり、まっすぐきれいになったり等、様々な場面も見られましたが、美しい姿勢を意識しながら真剣に取り組むことができています。接客の基本的なマナーとしてだけではなく、社会人として必要な態度につながる重要な学習でもあり、しっかり身につけるまで繰り返しの学習が必要になってきます。生徒たちは皆、社会が一日も早く通常に近い状態に戻って、安心してカフェを開ことができること、そして多くの人に接客できることを強く望みながら、そのときが訪れることを励みに頑張っています。
手工芸班は、さをり織りの布地を使ったランチバッグやコサージュ、ストラップやアクリルたわしなど様々な製品作りを行っており、分業制で作業を行っています。さをり織りグループは足踏み機、卓上織りを使ってさをり織りの布作りをします。手仕事グループは手縫いやアイロンがけ、しつけ等を担当します。小物グループはビーズ通しやくみひも作り、アクリル編み等単体で製品に関わる物や部品の一つになる物を作ったりします、ミシングループは、他のグループが作ったさをりやくみひもを使い、ミシンで製品の仕上げをします。どの仕事も手先を上手に動かす力や、集中力の持続が必要になってくるため、仕事のスキルの向上が期待できます。また分業のため製品の完成のためにはそれぞれが責任を果たす意識が必要となることから学習を続けていくことで向上が期待できます。