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日常生活に必要な基礎的・基本的な事項を身に付け、身近な人とかかわり合い、様々なことに自ら取り組もうとする児童を育てる。

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日誌

書のワークショップ~福島県立博物館との連携・協働~

2022年12月9日 09時22分

 11月30日(水)に、書家の千葉清藍(ちばせいらん)さんを講師としてお迎えし、書のワークショップが行われました。これは、福島県立博物館の「福島藝術計画」という事業の一環として行われたものです。小学部からは、5年生の希望した児童が参加しました。

 生活訓練室の畳のスペースを使い、清藍さんや博物館の方々が、花や石、墨で描かれた絵の掛け軸を飾ったり、お香をたいたりして、すてきな和の空間をつくってくださいました。最初に、花や石などの文字の成り立ちの話を聞いた後に、筆や硯などの道具に触れ、硯で墨をする活動を行いました。本物の花や石を見たり、筆の毛、硯や固形墨に触れたり、お香や墨の香りを嗅いだりと、興味をもって五感を使って味わうことができました。

 墨をすった後には、いよいよ書く活動です。自分で書きたい文字を選んで、筆の重さ、墨の色合い、和紙に書く手応えなどを体験しながら、一人一人が夢中になって書いていました。さらに、事前に清藍さんが準備してくださった、一人一人の名前の手本を見ながら、児童それぞれが自分の名前をうれしそうに書いて表現していました。この書のワークショップを通して、墨と筆で書いて表現することへの児童たちの興味や意欲が高まり、学級でも取り組みたいという声が上がっていました。

 「書」を存分に味わえるように、様々なものや空間を準備し、貴重な学びの機会を提供してくださった、書家の清藍さん、博物館のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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