進路情報

カテゴリ:連絡事項

高等部 第Ⅰ期産業現場等における実習・校内実習事前学習

 高等部では、6月7日から産業現場等における実習と校内実習が予定されています。

 5月26日にはそれぞれの実習の事前学習が行われました。2校時目は、1年生と2・3年生に分かれて指導を行いました。2・3年生は、産業現場等における実習の目的や働くために必要なこと、「自分を見つめなおす」「普段できないことはできない」「感謝の気持ちをもつ」など特に意識すべき事項について確認を行ました。1年生は、校内実習の目的、作業内容、日課について確認を行いました。戸惑いも見られましたが、高等部の実習の第一歩を踏み出すことができました。3・4校時目は、学級やグループに分かれて、個々の実習場所や仕事内容・目標の確認、身だしなみに対する意識向上、あいさつ・返事・報告の仕方等ケースに合わせた対応の仕方を具体的に学ぶことができました。

 新型コロナウイルス感染症の状況が昨年度よりも厳しくなっていますが、多くの事業所の皆様のご協力に感謝しております。

 実習期間中は学んだことを生かせるように全力で頑張りますので、関係する皆々様方と保護者の皆様には励ましと御支援をよろしくお願いします。

 

進路だより第3号

進路だより第3号について、お知らせいたします。

 今回は「就労継続B型事業所利用に係るアセスメントについて」や「保護者の皆様に行った進路希望調査で多く挙がった各学部の質問への回答」など内容を充実させています。どうぞご覧ください。

進路だより3号.pdf  (←こちらをクリックするとPDFファイルが開きます)

晴れ 進路指導部より高等部作業班の紹介 パート3

高等部作業班紹介、第3回目は、陶芸班と木工班です。

 陶芸班は、器やカップを作って販売している作業班です。現在は石膏型に粘土を押しつける「型押し」で丸皿・角皿を作ったり、石膏型に半磁器粘土を流し入れて吸着させる「流し込み」の製法でフリーカップを作ったりしています。陶芸班の工程は非常に多様であり、生徒の得意なこと等一人一人に応じた仕事を分担することができます。また技術の上達や製法・表現の工夫が製品の仕上がりに直結してくるところも魅力です。仕事に対する集中力と丁寧に仕事を行う意識を高めることを目的として学習に励んでいます。

 

 木工班は大中小のフラワーポット、なべしき作りを通して、各作業工程の確認作業を行っていました。木材を平らにするためのカンナ盤や裁断のための電動のこぎりなど、注意しないとけがにもつながる道具や機械等も扱っているため、緊張感や集中力を保ちながら作業を続ける必要があります。また木工班は作業の度に班で決めた約束事を大きな声で確認しています。チームワークの良さは校内1であり、皆で共通意識を持って良い製品を作り上げること、自分の役割に責任を持つことを目的の一つとして学習に取り組んでいます。

進路指導部より高等部作業学習の紹介

 本校では、新型コロナウィルス感染症の拡大予防のために高等部の第Ⅰ期産業現場等における実習を中止に、第Ⅰ期校内実習を延期としました。本来ならば、事前学習も大詰めとなり、来週から実習が始まる予定でしたが、生徒たちは現状を受け入れ通常の授業に取り組んでいます。

 今回進路指導部では、進路に係る学習の中でも重要な学習の一つである作業学習について、数回に分けて高等部の様子を紹介いたします。高等部の作業班は7つあります。

第1回目は、農芸班とクリーン班です。

 農芸班は、もう夏が近づいているのが実感できる28℃を超える気温の中、落花生の追いまきや、花壇の整備、花の定植を行っていました。このような学習を通して、厳しい環境の中でも与えられた仕事に責任を持って取り組む態度を学んでいます。



 クリーン班では、メンバーが上級生と1年生で2人組となり、校内の様々な場所に移動し廊下の清掃を行いました。汚れている場所を自ら見つけ、スポンジで落とし、雑巾で拭き取るなど基本的な清掃手順を先輩から後輩へ伝達していました。清掃の技術の復習や学習にとどまらずに、仕事をすることで人の役に立つことを体験として実感できる学習となっています。

お知らせ 第Ⅱ期産業現場等における実習がはじまります。

9月9日(月)~9月20日(金)までの9日間、高等部3年生による第Ⅱ期産業現場等における実習を行います。

今回は一般事業所12名、A型事業所4名、B型事業所7名、生活介護事業所4名そしてアセスメント対象者2名となり、計29名の生徒が外部にて学習を行います。

3年生にとっては、卒業後の進路を決定するための重要な実習になってきます。

各事業所の皆様、地域や関係機関の皆様、そして保護者の皆様ご協力をお願いします。

(写真は高等部作業学習の様子になります)