進路情報

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高等部 産業現場等における実習 事前学習の様子

 11月2日に第Ⅲ期産業現場等における実習の事前学習が行われました。

 2校時目は、全体指導として進路指導主事から働くために必要なこと、学年毎に特に意識して取り組む実習の目的の確認を行い、実習に対する意識の向上と会津支援学校の代表としての自覚の育成を図りました。

 3・4校時目はグループに分かれて、個々の実習場所や仕事内容・目標の確認、身だしなみに対する意識向上、あいさつ・返事・報告の仕方、ケースに合わせた対応の仕方等を具体的に学ぶことができました。

 実習期間中は学んだことを生かせるように全力で頑張りますので、関係する方々と保護者の皆様には励ましと支援をよろしくお願いします。

NEW 第Ⅱ期産業現場等における実習・第Ⅰ期校内実習

 9月7日(月)~9月18日(金)までの10日間、高等部3年生は、第Ⅱ期産業現場等における実習を行っています。今年度は新型コロナウィルス感染症対策により第Ⅰ期の産業現場等における実習が中止になってしまったために今回が初めての実習となりました。

 一般事業所12名、A型事業所1名、B型事業所6名、生活介護事業所3名の計22名の生徒が外部にて学習を行っています。

 3年生にとっては、卒業後の進路を決定するための重要な実習になるため、緊張感ややる気がいつも以上に感じられる実習となっています。

 この大変な状況の中、実習を快く引き受けてくださった各事業所の皆様、本当に感謝しております。そして地域や関係機関の皆様、保護者の皆様の御協力に対しても深く感謝しています。

   

   

  産業現場等における実習と時を同じくして、高等部1年生は第Ⅰ期の校内実習を行っています。6月の実習が延期となり、今回が高等部での初めての実習となりましたが、皆落ち着いて取り組むことができます。

 環境や学習形態、指導を行う教師など通常とは異なることが多くありますが、それぞれの課題を明確にしながら実習に取り組み、11月の実習につなげたいと思っています。

 

NEW 高等部作業班の紹介 パート4

 高等部作業班紹介、第4回目は、リサイクル班です。

 リサイクル班では、牛乳パックから紙を再生し、カレンダーやのし袋・ポチ袋、メッセージカード等を作っています。作業工程も多く(紙すき、ミキサー、ラミネートはがし、紙ちぎり、パーツ作り「城・絵ろうそく等」)をメンバーで分担して行っています。また人数も多いことから、水曜日と木曜日は、密な状態を避けるために3つの教室に分かれて作業を行っていました。教室と教室が離れていることから、お互いの作業の様子が解りづらいこともありますが、与えられた仕事に責任を持って取り組むことや一定時間集中して仕事に取り組むことを目標に学習に励んでいます。ひたすら仕事に打ち込むだけではなく、仕事に必要な報告や相談などのコミュニケーションスキルの習得にも力を入れて学習しています。

晴れ 進路指導部より高等部作業班の紹介 パート3

高等部作業班紹介、第3回目は、陶芸班と木工班です。

 陶芸班は、器やカップを作って販売している作業班です。現在は石膏型に粘土を押しつける「型押し」で丸皿・角皿を作ったり、石膏型に半磁器粘土を流し入れて吸着させる「流し込み」の製法でフリーカップを作ったりしています。陶芸班の工程は非常に多様であり、生徒の得意なこと等一人一人に応じた仕事を分担することができます。また技術の上達や製法・表現の工夫が製品の仕上がりに直結してくるところも魅力です。仕事に対する集中力と丁寧に仕事を行う意識を高めることを目的として学習に励んでいます。

 

 木工班は大中小のフラワーポット、なべしき作りを通して、各作業工程の確認作業を行っていました。木材を平らにするためのカンナ盤や裁断のための電動のこぎりなど、注意しないとけがにもつながる道具や機械等も扱っているため、緊張感や集中力を保ちながら作業を続ける必要があります。また木工班は作業の度に班で決めた約束事を大きな声で確認しています。チームワークの良さは校内1であり、皆で共通意識を持って良い製品を作り上げること、自分の役割に責任を持つことを目的の一つとして学習に取り組んでいます。

NEW 進路指導部より高等部作業班の紹介 パート2

高等部作業班紹介、第2回目は、サービス班と手工芸班です。

 

 サービス班は、1年生と新しいメンバーを加え、喫茶接遇の基本礼法について学習していました。特に今回は、「立ったときの姿勢や歩くときの姿勢」について、実際に行ったり、友達や先輩の様子を見て確認したりしていました。教師や周りのアドバイスを受け、動きがぎこちなくなったり、まっすぐきれいになったり等、様々な場面も見られましたが、美しい姿勢を意識しながら真剣に取り組むことができています。接客の基本的なマナーとしてだけではなく、社会人として必要な態度につながる重要な学習でもあり、しっかり身につけるまで繰り返しの学習が必要になってきます。生徒たちは皆、社会が一日も早く通常に近い状態に戻って、安心してカフェを開ことができること、そして多くの人に接客できることを強く望みながら、そのときが訪れることを励みに頑張っています。

 

 手工芸班は、さをり織りの布地を使ったランチバッグやコサージュ、ストラップやアクリルたわしなど様々な製品作りを行っており、分業制で作業を行っています。さをり織りグループは足踏み機、卓上織りを使ってさをり織りの布作りをします。手仕事グループは手縫いやアイロンがけ、しつけ等を担当します。小物グループはビーズ通しやくみひも作り、アクリル編み等単体で製品に関わる物や部品の一つになる物を作ったりします、ミシングループは、他のグループが作ったさをりやくみひもを使い、ミシンで製品の仕上げをします。どの仕事も手先を上手に動かす力や、集中力の持続が必要になってくるため、仕事のスキルの向上が期待できます。また分業のため製品の完成のためにはそれぞれが責任を果たす意識が必要となることから学習を続けていくことで向上が期待できます。