福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
10月25日(金)高等部学部集会を行いました。内容は過日開催された、第23回福島県特別支援学校スポーツ大会における表彰でした。
大会では選手は皆、日頃の練習の成果を発揮することができました。その中で、入賞した団体と個人の選手へ猪俣校長先生より改めて表彰していただきました。
バスケットボール競技
フライングディスク競技
陸上競技
10月19日(土)に合同文化祭(パワー祭り)が開催されました。全体では、およそ700名の来場があり大盛況となりました。高等部のイベント広場も、昨年度以上の盛り上がりを見せ、活気あふれる販売活動となりました。新校舎の自立活動班のワークショップも、たくさんのお客様を迎えて盛り上がり、生徒たちの笑顔をたくさん見ることができました。ご来場ありがとうございました。
活動の様子を掲載します。
10月5日(土)と12日(土)の2週にわたり第23回福島県特別支援学校スポーツ大会が開催されました。
本校からは、陸上競技、フライングディスク競技、バスケットボール競技の3競技に出場しました。
生徒一人一人、大会当日は緊張する様子も見られましたが、日頃の練習の成果を精一杯発揮することができていました。皆様の応援ありがとうございました。
バスケットボール競技
陸上競技
フライングディスク競技
高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。
今年度も昨年度の学習と経験を活かしながら、地域の方との交流活動を通して、主体性や社会参加への意識を高めることを目的とした校外学習を複数回予定しています。今年度は10月9日(水)に第1回を実施しました。学習の場として提供していただいた場所は、昨年度もお世話になった地域交流スペース『AiAi+Plus』です。初めて利用する生徒もいたため、今回は施設や設備の使い方を確認し、生徒同士で喫茶練習を行いました。昨年度利用した経験のある3年生の生徒たちが、初めて利用する1,2年生の生徒たちに対して業務機器(コーヒーメーカー)や施設の使い方を説明する姿は頼もしく感じられました。学校とは全く違う環境に緊張しながらも、施設や設備の安全で正しい使い方を覚え、次回利用させていただく際に取り組んでみたいこと、お客様を迎えるために準備することについて、話し合うことができました。
次回は、11月6日(水)にお客様をお迎えしてカフェをオープンする予定です。時間やメニュー等の詳細が決まり次第、学校のホームページにも学習予定を掲載しますのでお楽しみに。
昨年度に続き、筑波大学准教授である平山素子先生を講師として迎えしダンスのワークショップを実施しました。生徒たちが安心しながら、心を開いて多様な音楽・リズムを感じるとともに、それに合わせて身体を動かす楽しみや自分の身体を通して表現する喜びを味わえるようにすることを目的として行われました。
生徒は皆、様々な音楽に合わせて楽しく踊る姿が印象的でした。特に早いリズムになると皆一同にテンポに合わせて手拍子やステップしながらダンスを楽しむことができていました。平山先生のワークショップは、あと2回実施されますのでより一層ダンスを楽しんでいきたいと思います。
10月4日(金)に、第23回福島県特別支援学校スポーツ大会壮行会を兼ねた高等部集会を行いました。各部代表者が意気込みを述べました。出場者へのエール壮行では、集会委員会のメンバーがハチマキ白手袋、学ランを装い、選手へ気合いを込めたエールを送りました。エールを受け選手たちは大会に向け、改めて気合いが入ったようです。
大会は、5日(土)は伊達高等学校にてバスケットボール競技、12日(土)はとうほう・みんなのスタジアムにて陸上競技とフライングディスク競技が行われます、両日ともに自由に入場・応援ができるとのことですので、お時間の都合がつく方はぜひ会場での応援のほど、よろしくお願いいたします。
本事業は、会津若松市で開催される「あいづまちなかアートプロジェクト」との関連事業として行われました。「あいづまちなかアートプロジェクト」は、『なにつくる? どきどき漆 わくわくアート ほくほく会津』をテーマに10月4日(金)より会津若松市民文化センターを主に市内各地で開催されます。会津ならではの文化資源である「うるし」と、地域の魅力を生かした文化芸術「アート」をかけあわせた様々な取り組みを通して、多くの方々を巻き込みながら「豊かで楽しい地域づくり」を目指す取り組みがされています。
このたび、本校2学年の美術科と、職業科の木工班の生徒で、この博物館との連携事業「うるし」ワークショップに取り組みました。美術科では会津の文化資源である「うるし」について学ぶとともに会津の伝統うるし工芸に触れながら、豆皿の作成に取り組みました。また、職業科木工班も同様に「うるし」について学びを深め、会津伝統工芸の手法を教えていただきながら、天板3枚のカフェテーブル製作に取り組みました。どちらの作品も、本日10月4日(金)より会津若松市民文化センターにて展示されていますので、是非足を運んでいただければと思います。さらに、カフェテーブルについては、「あいづまちなかアートプロジェクト」期間終了次第、TSUTAYA BOOKSTORE AIZU様(門田町黒岩大坪21)の実際のカフェコーナーのテーブルとなりますことをご紹介いたします。
本事業は、会津若松市で開催される「あいづまちなかアートプロジェクト」との関連事業として行われました。講師に、上越教育大学准教授 伊藤将和様、NPO法人はるなか副理事長・漆部会長、塗師 吉田 徹様、NPO法人はるなか理事・漆部会員、塗師 小松愛実様、NPO法人はるなか漆部会員、蒔絵師 照井克弘様、漆工よしだ、塗師 矢吹安里紗様、会津若松市教育委員会文化課 橋本 崚様、福島県立博物館 川延安直様、西尾祥子様、小林めぐみ様をゲストティーチャーとしてお迎えし、「漆カフェテーブル制作」のワークショップを行いました。
本事業「カフェテーブル」ワークショップは、これまでの博物館連携事業において生徒が学んできた「会津型」の技法に加えて、会津伝統工芸の一つである「漆塗り」を組み合わせたカフェテーブルの制作に木工班の生徒が取り組みます。このカフェテーブルは、TSUTAYA BOOKSTORE AIZU様(門田町黒岩大坪21)の御協力をいただきながら、店舗内の3つのテーブルの天板に会津支援学校高等部木工班の生徒が「会津型&漆塗り」を9月4日、11日、18日の計3回のカリキュラムで施工する計画です。
第1回では、かつて喜多方から東北一円に売られていた「会津型」についての歴史や喜多方市の染型紙が「福島県指定重要有形民俗文化財」であることなど説明をいただきました。型彫りでは洗練された多様なデザインを各々が選び、デザインカッターで渋紙に刻んでいく工程を集中して行いました。天板は直径1m程あり3枚すべてにそれぞれの会津型の紋様を施すため、型抜きのかかる時間は長時間に及びました。指導者側が驚くほど全員が集中して取り組む姿が印象的でした。
第2回では、木地師の方に制作していただいたカフェテーブルに拭漆を施しました。本物の会津漆で皮膚がかぶれないように腕や頭髪を覆うなど対策しながら皿の木地に漆を塗りました。NPO法人はるなかの職人の方々の手本を見て、アドバイスをいただきながら塗り上げることができました。天板の面積が大きく時間がかかりましたが、最後まで丁寧に塗り漆と拭き漆の工程を無事に終えることができました。
第3回では、いよいよ仕上げの工程となりました。第2回の工程で塗り上げた天板が、しっかり乾燥された状態をみて、歓声が上がる場面がありました。本物の漆塗りの素晴らしさに生徒一人ひとりが感動していました。そこから会津型の紋様を加飾しました。大きな天板に色鮮やかな会津型の紋様が華やかに彩られて素晴らしい天板となりました。
このカフェテーブルは、10月4日(金)~10月14日(月)の期間、会津若松市文化センターで開催される「あいづまちなかアートプロジェクト」にて一時的に展示される予定です。さらに、開催期間終了後については、TSUTAYA BOOKSTORE AIZU様にて実際に3つのテーブルが使用されることとなります。ぜひ、足を運んでいただき生徒たちが施工したテーブルに触れながら、伝統工芸漆の質感の素晴らしさを感じていただければと思います。
会津若松市で開催される「あいづまちなかアートプロジェクト」の一環として、高等部2学年の美術において、会津漆を使った豆皿づくりを行いました。夏休みをはさんで全3回の授業計画で、最後の授業が9月6日(金)に行われました。今回も講師に上越教育大学伊藤将和先生、NPO法人はるなか漆器部 吉田 徹様、小松愛実様、矢吹亜里紗様、福島県立博物館 小林めぐみ様、川延安直様、西尾祥子様、会津若松市教育委員会文化課 橋本 崚様にお越しいただきました。
1回目のワークショップで作った渋紙の「会津型」を、木製の豆皿に貼り付けていただき、職人さんの手本を見た後、生徒はみんな上手に色漆(今回も本物の会津漆)で装飾することができました。絵具とは違う粘り気や色のなじみ方ではありましたが、生徒たちは集中し、こだわりをもって取り組み、どれも素晴らしい仕上がりにすることができました。完成品は会津若松市文化センターに10月4日(金)~14日(月・祝)まで、文化センターで展示されます。是非、ご来場ください。