日誌

2022年6月の記事一覧

「サービス講習会」を行いました

 高等部作業学習サービス班では今年度、『つながろう大熊と、広げよう私たちの絆~大熊の「友」と「共」に』というテーマで、大熊町の方々との交流学習を行っています。今回はその一環として、会津若松市の「食堂カフェ ハレの日」店長、寺島佳宏様を講師にお招きして、「サービス講習会」を実施しました。寺島様が目指すサービスについて、これまでの経験を踏まえてお話を伺いました。

 見返りを求めない「無償の愛」についてのお話や、「他の人と違うことが価値になる」こと、「目標をもって取り組むことが大切である」、「他人のために自分ができることをやってみてほしい」などの熱意あるお話に、真剣に聞き入る生徒たちの姿が見られました。7月14日には実際にお店を訪問し、実際の接客について学んできます。

外部講師による学習を行いました。

 作業学習のクリーン班では、福島県ビルメンテナンス協会より外部講師をお招きし、講話や実技指導を行っていただきました。

 「かっこ良い清掃」を合言葉に、これから行われるアビリンピック(7月)や作業技能大会(8月)に向けて、かっこ良く清掃をするために必要な“テキパキさ”を学ぶことができました。今回指導していただいたことで、多くの生徒が、これまでの動きと比較すると「かっこ良く」清掃ができるようになりました。

 普段接し慣れている学校の先生方との学習とは違い、専門家の方に御指導いただく機会は緊張感が高まり、刺激を受ける良い経験となりました。

産業現場等における実習・校内実習を終えて

 第Ⅰ期産業現場等における実習と校内実習が終わり、日常の学校生活が戻ってきました。今週は各学級で振り返りを行った後、グループに分かれての事後学習を行いました。写真や動画で実習中の様子を伝えたり、自分の目標に対する反省を発表し合ったりするなど、実習への心構えや働くために大切なことについて、みんなで共有することができました。校内実習グループは人数が多かったこともあり、各教室からリモートで反省を発表するなど工夫しながら報告会を行いました。

 生徒たちは、実習を終えた達成感から、自信に溢れた笑顔をたくさん見せてくれました。今回の実習で頑張ったことや失敗してしまったことをもとに、今後どのような学校生活を送れば良いのかを新たな目標にして、進路実現に向けた学習を積み重ねていきます。

「高等部 風鈴の蒔絵絵付け体験教室」

 6月6日(月)、高等部1年1組、2年2組では、喜多方市の「木之本漆器店」より講師の方をお招きし、「風鈴の蒔絵絵付け体験」を行いました。蒔絵の歴史や絵付けの手順などについて説明を聞き、はじめての絵付けに挑戦しました。まず、ひまわりや花火、蛍などそれぞれが選んだ絵を風鈴に描き、その後、色粉を蒔きつけてオリジナル風鈴の完成です!

 地域の伝統や文化に触れたり、講師の方とかかわったりするなど、絵付けを通して様々な体験を積むことができ、生徒たちにとっても有意義な時間となりました。完成した風鈴の音色を聴くのが楽しみです。

 

    

 

                     

              

高等部 校内実習

 6月6日(月)から10日間の高等部校内実習が始まりました。今年度も会津地域内の事業所4社(田季野様、キッチン・モモ様、ダブル・オー・コーポレーション様、江川米菓様)からの外注品を扱っての実習です。

 実習初日、1年生にとっては初めてのことが多く、緊張した面持ちで工場長(教員)の話を聞く姿が見られました。この実習では、継続した作業を通して、働くことへの意欲や態度を養うことを目的としています。社会人としては当たり前のことですが、「自ら報告する」ことや「最後まで丁寧に取り組む」ことなど、一つ一つ確実にできるように学んでいきます。頑張ろう!!会津っ子!!