日誌

高等部より

高等部職業B(作業班)農芸班「落花生収穫」

 5月中旬に落花生の種まきを行い、その後順調に育ち、収穫できる時期になりました。

 9月21日の職業Bの時間に落花生の収穫作業を行いました。

 収穫前に教師からの注意点をしっかり聞き、友達と協力しながら作業に取り組むことができました。つる全体を持ち、株ごと引き抜く際にゆっくり抜く様子が見られたり、友達同士で言葉を掛けあったりしながら収穫することができました。まだ畑全部の収穫作業が終わっていませんので、来週以降も収穫作業は続きます。

 抜き取った株は、ビニールハウス内で乾燥させます。2~3週間十分に乾かしてから、茎葉からさやを取り出して実を収穫します。

 

 

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus④』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 9月13日は、4回目となる『AiAi+Plus』でのカフェオープンでした。第Ⅱ期の産業現場等における実習期間のため3年生不在の中、1・2年生は緊張の面持ちでスタートしましたが、一つひとつ担当教員に確認しながら自分の役割を果たすことができました。翌日の振り返り学習では、働くために必要なことを再確認し、次回に向けて改善すべき点や自分の果たすべき役割について考えを深めることができました。

 次回のカフェオープンは、10月11日(水)です。お楽しみに!

  

  

高等部 職業B 博物館との連携事業(ワークショップ①)「会津型を知ろう」

 9月6日(水)と7日(木)に福島県立博物館の小林様、西尾様、喜多方市役所から木幡様、村澤様、江畑様をゲストティーチャーとしてお迎えし、「会津型を知ろう」のワークショップを行いました。

 参加した作業グループ(陶芸班・リサイクル班・手工芸班)は、かつて喜多方から東北一円に売られていた「会津型」についての歴史や喜多方市の染型紙が「福島県指定重要有形民俗文化財」であることなど喜多方市の方から映像を見ながら説明を受けました。

 後半は、道具の使い方や色の付け方を教えていただき、実際に「染型紙」を使って型染めを体験しました。それぞれの作業班で準備したものに合わせて、染型紙を自分で選び、素材に合った絵の具やスタンプを使って型染めを行いました。初めは緊張している様子でしたが、模様ができあがると歓声が上がり、何度も挑戦する姿が見られました。

 10月にもワークショップ②が予定されています。それぞれの作業班で、製品作りのアイディアや品質の向上に繋がるように取り組んでいければと思います。

 

<陶芸班の様子>

陶芸班は、素焼きの皿や一輪挿しに型染めを行いました。

また、布にも全員で型染めを行いました。

 

<手工芸班の様子>

手工芸班は、様々な布を準備し、色合いなどをみながら型染めを行いました。

また、タグにも型染めを行ってみました。

 

<リサイクル班の様子>

牛乳パックを使って自分たちで漉いた紙に型染めを行いました。

紐や布にも型染めを子なってみました。

高等部職業Bサービス班『ラベンダーポプリ作り』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 7月19日は、事務サービスの一環としてラベンダーポプリ作りを行いました。ポプリに使用したラベンダーは、『AiAi+Plus』とのご縁をきっかけに、白梅幼稚園から提供いただき、摘み取りは農芸班が担当してくれました。その様子は、7月20日の投稿をご覧ください!

 生徒たちは、初めてのポプリ作りに、「いい匂~い!」、「どこに置こうかな~」など、楽しそうに取り組む様子が見られました。サービス班では、サービスに関する幅広い学習を通して働く力の向上を目指します。

高等部学部集会(作業技能大会壮行会)

 8月4日(金)に、郡山市にあるビックパレット福島を会場に県教育委員会主催の「福島県特別支援学校作業技能大会」が開催されます。2年ぶりにビックパレットでの一同開催となります。本校からはビルクリーニング部門3名、喫茶接遇部門5名、パソコンデータ部門1名、作業製品品評部門4名の計13名の生徒が参加します。内2名は大会の開会式にて司会という重役も担っています。各部門これから大会に向けて夏休み中にも練習を積み重ねていく予定です。

 それに伴い、7月20日(木)第1学期終業式後の学部集会にて壮行会を開催しました。出場する選手への激励をこめて、集会委員会が代表となりエールを送りました。選手たちは大会に向け、改めて気合いが入ったようです。大会当日は、自由に入場・応援ができるとのことですので、お時間の都合がつく方はぜひ会場での応援のほど、よろしくお願いいたします。

高等部職業B・作業学習農芸班「ラベンダー摘み取り」

 高等部農芸班が、7月13日に白梅幼稚園敷地内に咲いているラベンダーの摘み取りをしてきました。

 剪定ばさみを上手に扱い、袋いっぱいにラベンダーを摘み取ることができました。とてもいい香りがし、気持ちが落ち着きます。

 摘み取ったラベンダーは、サービス班がポプリにする予定ですので、できあがりがとても楽しみです。

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus③』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 7月12日は、3回目となる『AiAi+Plus』でのカフェオープンでした。マニュアルに沿った接客だけでなく、お客様からの質問や要望に対し誠実に対応する方法について実践的な練習を行うことができました。振り返り学習では、次回に向けて改善すべき点を互いに話し合い、さらによいサービスを実践するにはどうしたらよいかと考えを深めることができました。次回のカフェオープンは、9月13日(水)です。お楽しみに!

高等部3学年5・6・7組「総合的な探究の時間」

 3学年の「総合的な探究の時間」では、卒業後の生活を見据え、『私たちの暮らしと地域~地域の課題を考える探究活動~』をテーマに設定し、学習を進めています。

 5・6・7組では、1学期は昨年度からの継続課題である地域のごみ問題についてのまとめ学習に取り組みました。7月5日は、1市7町2村から排出されたごみ処理を担う「環境センター」を訪問し、施設についての説明を聞いたり、ごみ処理の様子を見たりしました。後半の質疑応答では、疑問に感じていたことに丁寧に答えて頂いたことに感激し、もっと知りたい、質問したいと積極的に手を挙げる生徒たちの姿が印象的でした。見学後の振り返り学習では、「ごみはリサイクルすれば生き返る。」、「施設の仕事に興味をもった。」など、たくさんの感想が聞かれ、一人一人がごみを減らす取り組みが大切であると改めて感じることができました。

高等部職業Bサービス班『雇用連絡協議会へのコーヒー提供』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 6月28日の一日作業日(午後)は、本校で開かれた「雇用連絡協議会」のお客様へ、コーヒーの提供を行いました。外部のお客様を前にすると、緊張して対応の仕方を忘れてしまったり、声が小さくなったりしてしまいましたが、自分の接客に喜んで下さるお客様の存在が励みになり、「次はこうしたい。」と、失敗を前向きに捉えて取り組む様子が見られました。

 サービス班では、一つ一つの経験を大切にしながら、どうしたらよりよい接客ができるかを考え、『より質の高いサービスの実践』を目指していきます。

 

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus②』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 6月28日の一日作業日(午前)は、地域交流センター『AiAi+Plus』にてカフェをオープンしました。2回目ということもあり、各々が自分の役割を理解して前回よりもスムーズに取り組むことができました。「緊張したけれど楽しかった。」、「喜んでもらえて嬉しかった。」などの感想が聞かれ、生徒たちの表情からは達成感や充実感を味わえたように感じられました。

次回のカフェオープンは、7月12日(水)です。今回の実践を振り返り、改善すべき点を話し合いながら、『より質の高いサービスの実践』を目指して学習を進めていく予定です。

保健体育科の様子

 2学年類Ⅰ保健体育では、6月5日(月)から「武道」の単元に入りました。この日は、「会津地域と武道について知ろう」ということで、ゲストティーチャー(本校教員でなぎなたの専門家、瀧澤先生)を招き授業を行いました。なぎなたの特性や歴史、礼儀作法など実技を交えて学習することができました。会津地域の伝統行事である会津まつりや八重の桜でもお馴染みの「なぎなた」。生徒たちも地元に根付く武道を改めて目にすることができました。また、本校には柔道を専門とする教員(遠藤先生)もおり、授業の最後に受け身のポイントを教えていただくだけでなく、迫力のある受け身を披露していただきました。

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus①』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 今年度は、地域の方との交流活動を通して、主体性や社会参加への意識を高めることを目的とした校外学習を複数回予定しており、5月31日に第1回を実施しました。学習の場として提供していただいた場所は、地域交流スペース『AiAi+Plus』です。初回は、施設や設備の使い方を確認し、生徒同士で喫茶練習を行う予定でしたが、施設の方のご配慮により隣接されている施設の先生方がお客様役を買って出てくださり、本物のカフェ店員のように実践練習を行うことができました。学校とは全く違う環境に緊張しながらも、丁寧な接客を心掛けることができました。

 次回は、6月28日(水)を予定しています。生徒たちの頑張っている様子は、今後も『AiAi+Plus』のインスタグラムやフェイスブック、本校のホームページでも紹介していきますので、ぜひ御覧ください。

高等部農芸班「交流及び共同学習」

高等部農芸班「交流及び共同学習」

 5月17日の一日作業日では、「交流及び共同学習」として、学法法人白梅認定こども園子どもの森の園児、職員、会津若松市食育ネットワークのみなさんと一緒に落花生の種まきを行いました。

 当日は、天気にも恵まれ暑い中ではありましたが、農芸班の生徒と子どもの森の園児、食育ネットワークの方々とグループに分かれて、それぞれ役割分担をしながら、落花生の種まきに取り組みました。「ここに種を置いてね。」や「次は、隣だよ。」などと優しく言葉をかける生徒の姿が見られ、普段の作業の時間では見られない様子がありとても有意義な時間を過ごすことができました。無事に落花生の種まきを終えることができ、これからは農芸班の生徒達で力を合わせて一生懸命に育てていきます。収穫時期になりましたら、子どもの森の園児のみなさんと一緒に落花生の収穫をしたいと考えています。

 

 

新入生歓迎会が行われました!

4月14日(金)高等部生徒全員で新入生歓迎会を行いました。

久しぶりに体育館に全員が集まり、新入生がクラスごとに自己紹介を行いました。その後、2、3年生からも自己紹介や「入学おめでとう」「高等部へようこそ」などの歓迎のメッセージがあり、心温まる時間を過ごしました。

後半は、委員会紹介と部活動紹介があり、各委員会や部活動の代表生徒からの説明を聴きました。1年生は、どの委員会に入ろうか考えていたようです。これからの学校生活が楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

令和5年度 高等部がスタートしました!

 

 4月10日、高等部着任式・始業式・入学式が執り行われました。今年度は、新たに35名の新入生を迎え、高等部95名でのスタートとなります。

 着任式と始業式は久しぶりに集まっての式を実施しました。3番まで歌う校歌の歌声も響き渡り、生徒それぞれが新しい先生方を歓迎の気持ちで迎えたり、新しい学年への期待感を高めたりすることができました。

 入学式では、新入生代表生徒が誓いの言葉の中で、「たくさんの期待を胸に、入学式を迎えました。」と述べました。その言葉を受け、生徒会長より「今日からみなさんは私たちの仲間です。一緒に、素敵な学校生活を過ごしていきましょう。」と、温かい歓迎の言葉で応えました。

 今年度も「目標をもって学ぶ生徒」「集団の一員と して力を発揮する生徒」「心身ともに健康に生活する生徒」を目指し、様々な教育活動に取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度 高等部修了式

 3月17日(金)、令和4年度高等部修了式が行われ、校長先生から1・2年生の代表生徒に修了証書が授与されました。今年度は、会議室と各教室をリモートでつなぎ、学年主任の呼名に合わせて起立する様子をモニターで視聴する形で式を進めました。場所は離れていましたが、どの生徒も修了証書を授与されるという緊張感をもって、毅然とした態度で式に臨む様子が見られました。

 4月からは、それぞれが2年生、最終学年の3年生へと進級します。今年度の自分を振り返り、卒業後の姿をイメージしながら、令和5年度も様々な活動に全力で頑張りましょう!!

 

 

 

 

 

3.11のつどい

 3月11日(土)に、大熊町役場前広場で、「3.11のつどい」が開催されました。「3.11のつどい」は東日本大震災、そして原発事故関連により亡くなられた方々や、全国各地での避難をよぎなくされて亡くなられた方々を追悼し、鎮魂の祈りを捧げるとともに、震災・原発事故で経験したこと、また、その時に得た教訓などを次の世代に語り伝えていくことを目的として開催されています。

 午後2時46分、消防隊のラッパの演奏とともに、千羽以上の色とりどりの折り鶴が真っ青な空に高く高く舞いました。そのうちの200羽を本校高等部の生徒達が折り、その1羽1羽に平和への願いや、自分の将来の夢を書き込みました。「3.11のつどい」の最後に、「おおくま町会津会」の代表山本様から、今年度行ってきた高等部作業学習サービス班との交流をきっかけに、会津支援学校の生徒達が折り鶴作りに参加したことを紹介してくださいました。

 今後も、「おおくま町会津会」との出会いや絆を大切に、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

高等部卒業式

  3月7日(火)に高等部の卒業式が挙行され、27名の卒業生へ卒業証書が授与されました。

 体育館で行われた式の様子は、高等部各教室へリモート中継され、在校生も気持ちをひとつにして卒業生の晴れ姿を見届けることができました。

 晴天にも恵まれ、27名がそれぞれの希望を胸に会津支援学校から巣立っていきました。頑張れ卒業生、いつまでも応援しています。

 

「私たちにできること~ごみがツリーに変わるまで~」(3学年総合3班)

 3学年の総合的な探究の時間では、SDGsをテーマに各グループに分かれて学習しました。SDGsの17個の目標の中から、各グループで興味・関心のある目標を選択し、調べ学習や体験活動に取り組んできました。

 私たち3班では、自分たちの生活を振り返り、生活を送る上でごみが自然的に発生することや、ごみが世界的に問題になっていることを知り、目標12の「つくる責任つかう責任」に焦点を当てて取り組んできました。そこで、学校周辺のごみ拾い活動を行い、プラスチック製のごみが多いことに気付きました。また、それらがごみとして捨てられるだけでなく、別のものに生まれ変わって新たに使われているということが、3Rという取り組みの一つであるということを知りました。

 そこで、“私たち一人一人にできることは何か”を考えて、ペットボトルをツリーに生まれ変わらせるReuse(再利用)の活動に取り組み、各家庭や先生方から提供していただいた210本のペットボトルを利用して、ツリーを完成させることができました。

 この学習を通して、一人一人ができることを積み重ねていくことで、ごみ問題や環境問題などが解決に向かっていくことに気付くことができました。より良い世界になるように、これからも“私たちにできること”を続けていきます。

 完成したペットボトルツリーは、2月28日(火)から3月11日(土)まで、福島県立博物館の体験学習室に展示されています。ぜひ、博物館に足を運んでいただき御覧ください。