日誌

小学部より

グループ 居住地校交流及び共同学習(会津若松市立門田小学校)

 会津若松市立門田小学校で、本校3年生の児童1名、5年生の児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。当初は、2学期に予定していましたが、感染症の状況により3学期の実施となりました。

 2名の児童ともに、以前在籍していた門田小学校での交流学習を楽しみにしていました。門田小学校の友達に迎えられ、うれしそうな表情で交流がスタートしました。互いの学校で学習した内容を生かし、コリントゲームや輪投げ、「ツバメ」のダンスを行いました。ルールややり方が分かり、友達の様子をよく見て取り組んでいました。ゲームの中で、うれしい気持ちや悔しい気持ちを表現したり、それを友達と共有したりしながら楽しんでいた姿がとても印象的でした。

 門田小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!!

学校 令和4年度3学期始業式~小学部の様子~

 新年がスタートし、今日から3学期です。吹雪の中のスタートとなりましたが、元気に登校してきた子どもたちの姿を見て、うれしくなりました。

 3学期の始業式はオンラインで実施しました。校長先生からは、うさぎ年になぞらえ、お父さんやお母さん、先生などの周りの人の話を聞き、じっくり自分の頭で考え、すばやく行動できるようになって欲しいというお話と、3月に胸を張って卒業や進級ができるように、それぞれの学級で目標を立てて欲しいというお話がありました。

 始業式後には、冬休みの思い出を発表し合っている学級が多くありました。冬休みの楽しかったことを伝え合い、笑顔がたくさん見られていました。

 みんなで力を合わせて実りの多い3学期にしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校 第2学期終業式

 第2学期終業式は、オンラインで実施しました。

 校長先生からは、小学部の子どもたちが、1学期よりも挨拶を大きな声ではっきりとお話することができるようになったこと、毎日の手洗いやマスク着用など、自分と周りの友達の健康に気を付けて生活できたことが素晴らしかったという話がありました。また、冬休みに、いつもは会えない親戚のみなさんに会ったら、元気に明るく挨拶をして、いろいろなことができるようになった姿を見せてあげてください、というお話もありました。

 保護者の皆様には毎日の健康観察や基本的な感染症対策に御協力いただき、無事に2学期を終えることができましたこと、大変感謝申し上げます。また、様々な学習や行事等で御協力をいただきました地域の皆様にも感謝申し上げます。3学期、子どもたちが元気に登校してくることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

グループ 居住地校交流及び共同学習(会津若松市立謹教小学校)

 会津若松市立謹教小学校で、本校の3年生児童1名が居住地校交流及び共同学習を実施しました。

 昨年度に引き続いての居住地校での学習となります。謹教小学校の友達が覚えてくれていたようで、温かく出迎えてくれ、本校の児童もうれしそうな表情で校舎の中に入りました。

 交流では、本校の児童が学習している音楽の授業の内容、謹教小学校の友達が学習している「お買い物ごっこ」、体育で行ったボール転がしの内容を取り入れたボウリングを行いました。謹教小学校の友達の様子を見て意欲的に楽器を鳴らしたり、友達を呼んで欲しい物を伝えてお金を渡したり、買った物を食べる真似をして楽しんだりするなど、謹教小学校の友達や先生を意識し、積極的にやりとりをしながら活動することができました。居住地校交流が、豊かな人間関係を育む機会となっていると改めて感じました。

 謹教小学校のみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!

キラキラ 小学部合同学習「クリスマスお楽しみ会」

 小学部合同学習「クリスマスお楽しみ会」が行われました。当初は、体育館でみんなで集まって行いたいと考えていましたが、コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、リモートでの実施に変更となりました。プレイルームに、各学級で制作したツリーの装飾や5年生が作成したプログラムを飾り、司会などの役割を担当する6年生、劇を行う先生たちだけが集まり、プレイルームから各教室に動画を生配信する形で進めました。

 サンタクロース役の教師が画面の中に登場すると、各教室から歓声が上がっていました。先生たちの劇は、森の動物たちがサンタさんからプレゼントをもらう「森のクリスマス」というお話です。話の展開を予想したり、誰先生が何の役をしているのかに興味をもったりして、楽しそうにモニターに注目していました。また、「赤鼻のトナカイ」の曲に合わせて楽器を鳴らしたり、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて踊ったりして、各教室で盛り上がりました。

 そして、リモート後には、各教室にサンタクロースとトナカイが来てくれ、一人一人にプレゼントをくれました。サンタさんからのプレゼントを受け取ったときの、子どもたちの本当にうれしそうな表情が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 第5学年 神指小学校との交流及び共同学習(直接交流)

 12月2日(金)に、5年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。1学期にリモートでの交流を実施し、今回の直接交流の事前学習として、11月28日(月)にもリモートで交流しました。それぞれの学校の様子が分かるような学校紹介クイズを行ったり、2日の直接交流で行う活動の確認をしたりし、見通しと期待感をもって交流会を迎えました。

 交流会では、神指小学校で採れた松ぼっくりを使ったツリーづくり、「名探偵コナンのテーマ」の曲に合わせて鼓笛パレード、「ツバメ」のダンスを行いました。松ぼっくりを使ったツリーづくりでは、神指小学校の友達とツリーに付けたいものや付けたい場所をやりとりしたり、丁寧につくり方を教えてもらったりしながら、それぞれがすてきなツリーをつくることができました。鼓笛パレードでは、最初に、神指小学校の演奏を間近で見聴きし、児童たちは大興奮でした。その後、本校の児童たちも、それぞれがこれまで学習してきたことを生かし、鍵盤ハーモニカ、ハンドベル、太鼓などで鼓笛に加わり、堂々と行進することができました。リモートで参加した本校の児童たちも、画面越しに鼓笛の音を聴きながら、生き生きと楽器を鳴らすことができました。交流会の最後は、みんなで体育館いっぱいの大きな輪を作り、「ツバメ」のダンスをしました。本校の児童たちが見本となることができ、児童たちの表情からは自信が感じられました。

 両校の学習内容を生かして一緒に行う活動を工夫したことで、児童たちが互いに刺激を受けながら学び合うことのできる交流及び共同学習となりました。神指小学校の5年生のみなさん、本当にありがとうございました。また来年会いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 第6学年 神指小学校との交流及び共同学習(直接交流)

 12月1日(木)に、6年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。

 始まりの会の後、4チームに分かれて自己紹介をしました。自己紹介の中で挙げられた内容について、「そのアニメ、見ているよ。」「私も~が好きだよ。」と、話題が広がっていく微笑ましい様子が見られました。続いて、チーム対抗の転がしバレーボールです。ゲームの前に、円陣を組んで「エイエイオー。」をしました。友達の声を聞いたり、友達の動きを見たりして動きを合わせるなど、チームのメンバーを意識する場面ができ、結束力が高まりました。ゲームでは、みんながボールに触れることができるように神指小学校の児童たちが考え、本校の児童にパスや声を掛けたりしてくれ、それに応じて本校の児童がボールを受け取って転がしたりするという様子が見られました。各学校からの発表では、本校の児童は修学旅行の思い出と「うみ」の合奏、「やってみよう」のダンスを、神指小学校の児童は、写真などを使いながら、神指小学校や会津に関する発表とクイズを行い、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。

 4年生から続けてきた交流も今回で終了となりますが、この出会いや交流を通して感じたことを、ずっと心に留めていて欲しいと思います。

 神指小学校の6年生のみなさん、本当にありがとうございました。これからも友達でいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひらめき 書のワークショップ~福島県立博物館との連携・協働~

 11月30日(水)に、書家の千葉清藍(ちばせいらん)さんを講師としてお迎えし、書のワークショップが行われました。これは、福島県立博物館の「福島藝術計画」という事業の一環として行われたものです。小学部からは、5年生の希望した児童が参加しました。

 生活訓練室の畳のスペースを使い、清藍さんや博物館の方々が、花や石、墨で描かれた絵の掛け軸を飾ったり、お香をたいたりして、すてきな和の空間をつくってくださいました。最初に、花や石などの文字の成り立ちの話を聞いた後に、筆や硯などの道具に触れ、硯で墨をする活動を行いました。本物の花や石を見たり、筆の毛、硯や固形墨に触れたり、お香や墨の香りを嗅いだりと、興味をもって五感を使って味わうことができました。

 墨をすった後には、いよいよ書く活動です。自分で書きたい文字を選んで、筆の重さ、墨の色合い、和紙に書く手応えなどを体験しながら、一人一人が夢中になって書いていました。さらに、事前に清藍さんが準備してくださった、一人一人の名前の手本を見ながら、児童それぞれが自分の名前をうれしそうに書いて表現していました。この書のワークショップを通して、墨と筆で書いて表現することへの児童たちの興味や意欲が高まり、学級でも取り組みたいという声が上がっていました。

 「書」を存分に味わえるように、様々なものや空間を準備し、貴重な学びの機会を提供してくださった、書家の清藍さん、博物館のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 第4学年 神指小学校との交流及び共同学習(直接交流)

 11月29日(火)に、4年生の会津若松市立神指小学校との交流及び共同学習が行われました。1学期はリモート交流でしたが、今回は直接交流を実施することができました。神指小学校の児童たちからの手紙を見て、一緒に活動できる日を楽しみにして迎えた交流会。

 交流会では、グループに分かれて、自己紹介をしたり、神指小学校の児童が考えた「つりゲーム」「ペットボトルボウリング」「宝探しゲーム」をそれぞれ行ったりしました。神指小学校の児童たちが、道具や景品を準備してくれ、本校の児童もうれしそうな表情で活動していました。また、神指小学校の児童たちから「会津支援学校の校内を見てみたい」という要望があったこともあり、校内にポケモンのイラストを貼っておき、校内探検をしながらそのイラストを見付けるゲームも行いました。名前を覚えて呼び合ったり、呼ばれて応じたりする様子が見られるグループ活動となりました。さらに、チームごとに担当する楽器を分けて、みんなで「むしのこえ」の合奏を行いました。みんなの音が重なって、児童たちの表情も輝いていました。

 最も印象的だったのが、休憩時間の「だるまさんがころんだ」の遊びです。神指小学校の児童たちが始めた「だるまさんがころんだ」に、本校の児童が自然に加わり、みんなで楽しむ遊びに発展しました。その姿から互いのことを認め合う気持ちが伝わってきて、交流及び共同学習の意義を改めて強く感じました。みんなで行った「だるまさんがころんだ」がとても楽しかったようで、交流会後に、学級で遊ぶ姿も見られています。

 神指小学校の4年生のみなさん、本当にありがとうございました。また来年、会いましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【だるまさんがころんだ】

電車 4学年 校外学習「只見線学習列車」

 11月22日(火)は、小学部4学年が「只見線学習列車」を利用した校外学習を実施しました。

 行きは大型バスに乗って柳津町へ。厳かな雰囲気を感じながら「福満虚空蔵尊円蔵寺」を参拝したり、「ほっとinやないづ」で小池菓子舗の職人さんに教えていただきながら、あわまんじゅうづくりを体験したりしました。職人さんがあわまんじゅうをつくる様子を真剣に見つめる姿、手つきを模倣しながらあわまんじゅうづくりに挑戦する姿が楽しそうで、輝いていました。子どもたちの心がこもったあわまんじゅうができました。お家に持って帰り、家族のみなさんとおいしく食べたとのことです。

 その後、足湯でほっこり温まり、「ラッキー公園」で遊び、「銀山荘」でお弁当を食べて待ちに待った只見線へ乗車。子どもたちは、列車の揺れに心地よさを感じながら景色やトンネルを楽しんでいました。

 さまざまな体験をすることができ、子どもたちの満足した表情が印象的でした。

 各所でお世話になった方々、本当にありがとうございました。