日誌

高等部より

高等部3学年5・6・7組「総合的な探究の時間」

 3学年の「総合的な探究の時間」では、卒業後の生活を見据え、『私たちの暮らしと地域~地域の課題を考える探究活動~』をテーマに設定し、学習を進めています。

 5・6・7組では、1学期は昨年度からの継続課題である地域のごみ問題についてのまとめ学習に取り組みました。7月5日は、1市7町2村から排出されたごみ処理を担う「環境センター」を訪問し、施設についての説明を聞いたり、ごみ処理の様子を見たりしました。後半の質疑応答では、疑問に感じていたことに丁寧に答えて頂いたことに感激し、もっと知りたい、質問したいと積極的に手を挙げる生徒たちの姿が印象的でした。見学後の振り返り学習では、「ごみはリサイクルすれば生き返る。」、「施設の仕事に興味をもった。」など、たくさんの感想が聞かれ、一人一人がごみを減らす取り組みが大切であると改めて感じることができました。

高等部職業Bサービス班『雇用連絡協議会へのコーヒー提供』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 6月28日の一日作業日(午後)は、本校で開かれた「雇用連絡協議会」のお客様へ、コーヒーの提供を行いました。外部のお客様を前にすると、緊張して対応の仕方を忘れてしまったり、声が小さくなったりしてしまいましたが、自分の接客に喜んで下さるお客様の存在が励みになり、「次はこうしたい。」と、失敗を前向きに捉えて取り組む様子が見られました。

 サービス班では、一つ一つの経験を大切にしながら、どうしたらよりよい接客ができるかを考え、『より質の高いサービスの実践』を目指していきます。

 

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus②』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 6月28日の一日作業日(午前)は、地域交流センター『AiAi+Plus』にてカフェをオープンしました。2回目ということもあり、各々が自分の役割を理解して前回よりもスムーズに取り組むことができました。「緊張したけれど楽しかった。」、「喜んでもらえて嬉しかった。」などの感想が聞かれ、生徒たちの表情からは達成感や充実感を味わえたように感じられました。

次回のカフェオープンは、7月12日(水)です。今回の実践を振り返り、改善すべき点を話し合いながら、『より質の高いサービスの実践』を目指して学習を進めていく予定です。

保健体育科の様子

 2学年類Ⅰ保健体育では、6月5日(月)から「武道」の単元に入りました。この日は、「会津地域と武道について知ろう」ということで、ゲストティーチャー(本校教員でなぎなたの専門家、瀧澤先生)を招き授業を行いました。なぎなたの特性や歴史、礼儀作法など実技を交えて学習することができました。会津地域の伝統行事である会津まつりや八重の桜でもお馴染みの「なぎなた」。生徒たちも地元に根付く武道を改めて目にすることができました。また、本校には柔道を専門とする教員(遠藤先生)もおり、授業の最後に受け身のポイントを教えていただくだけでなく、迫力のある受け身を披露していただきました。

高等部職業Bサービス班『校外学習AiAi+Plus①』

 高等部サービス班では、職業生活に必要な知識や技能の習得を目指し、喫茶接遇サービスなどの学習に取り組んでいます。

 今年度は、地域の方との交流活動を通して、主体性や社会参加への意識を高めることを目的とした校外学習を複数回予定しており、5月31日に第1回を実施しました。学習の場として提供していただいた場所は、地域交流スペース『AiAi+Plus』です。初回は、施設や設備の使い方を確認し、生徒同士で喫茶練習を行う予定でしたが、施設の方のご配慮により隣接されている施設の先生方がお客様役を買って出てくださり、本物のカフェ店員のように実践練習を行うことができました。学校とは全く違う環境に緊張しながらも、丁寧な接客を心掛けることができました。

 次回は、6月28日(水)を予定しています。生徒たちの頑張っている様子は、今後も『AiAi+Plus』のインスタグラムやフェイスブック、本校のホームページでも紹介していきますので、ぜひ御覧ください。

高等部農芸班「交流及び共同学習」

高等部農芸班「交流及び共同学習」

 5月17日の一日作業日では、「交流及び共同学習」として、学法法人白梅認定こども園子どもの森の園児、職員、会津若松市食育ネットワークのみなさんと一緒に落花生の種まきを行いました。

 当日は、天気にも恵まれ暑い中ではありましたが、農芸班の生徒と子どもの森の園児、食育ネットワークの方々とグループに分かれて、それぞれ役割分担をしながら、落花生の種まきに取り組みました。「ここに種を置いてね。」や「次は、隣だよ。」などと優しく言葉をかける生徒の姿が見られ、普段の作業の時間では見られない様子がありとても有意義な時間を過ごすことができました。無事に落花生の種まきを終えることができ、これからは農芸班の生徒達で力を合わせて一生懸命に育てていきます。収穫時期になりましたら、子どもの森の園児のみなさんと一緒に落花生の収穫をしたいと考えています。

 

 

新入生歓迎会が行われました!

4月14日(金)高等部生徒全員で新入生歓迎会を行いました。

久しぶりに体育館に全員が集まり、新入生がクラスごとに自己紹介を行いました。その後、2、3年生からも自己紹介や「入学おめでとう」「高等部へようこそ」などの歓迎のメッセージがあり、心温まる時間を過ごしました。

後半は、委員会紹介と部活動紹介があり、各委員会や部活動の代表生徒からの説明を聴きました。1年生は、どの委員会に入ろうか考えていたようです。これからの学校生活が楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

令和5年度 高等部がスタートしました!

 

 4月10日、高等部着任式・始業式・入学式が執り行われました。今年度は、新たに35名の新入生を迎え、高等部95名でのスタートとなります。

 着任式と始業式は久しぶりに集まっての式を実施しました。3番まで歌う校歌の歌声も響き渡り、生徒それぞれが新しい先生方を歓迎の気持ちで迎えたり、新しい学年への期待感を高めたりすることができました。

 入学式では、新入生代表生徒が誓いの言葉の中で、「たくさんの期待を胸に、入学式を迎えました。」と述べました。その言葉を受け、生徒会長より「今日からみなさんは私たちの仲間です。一緒に、素敵な学校生活を過ごしていきましょう。」と、温かい歓迎の言葉で応えました。

 今年度も「目標をもって学ぶ生徒」「集団の一員と して力を発揮する生徒」「心身ともに健康に生活する生徒」を目指し、様々な教育活動に取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

令和4年度 高等部修了式

 3月17日(金)、令和4年度高等部修了式が行われ、校長先生から1・2年生の代表生徒に修了証書が授与されました。今年度は、会議室と各教室をリモートでつなぎ、学年主任の呼名に合わせて起立する様子をモニターで視聴する形で式を進めました。場所は離れていましたが、どの生徒も修了証書を授与されるという緊張感をもって、毅然とした態度で式に臨む様子が見られました。

 4月からは、それぞれが2年生、最終学年の3年生へと進級します。今年度の自分を振り返り、卒業後の姿をイメージしながら、令和5年度も様々な活動に全力で頑張りましょう!!

 

 

 

 

 

3.11のつどい

 3月11日(土)に、大熊町役場前広場で、「3.11のつどい」が開催されました。「3.11のつどい」は東日本大震災、そして原発事故関連により亡くなられた方々や、全国各地での避難をよぎなくされて亡くなられた方々を追悼し、鎮魂の祈りを捧げるとともに、震災・原発事故で経験したこと、また、その時に得た教訓などを次の世代に語り伝えていくことを目的として開催されています。

 午後2時46分、消防隊のラッパの演奏とともに、千羽以上の色とりどりの折り鶴が真っ青な空に高く高く舞いました。そのうちの200羽を本校高等部の生徒達が折り、その1羽1羽に平和への願いや、自分の将来の夢を書き込みました。「3.11のつどい」の最後に、「おおくま町会津会」の代表山本様から、今年度行ってきた高等部作業学習サービス班との交流をきっかけに、会津支援学校の生徒達が折り鶴作りに参加したことを紹介してくださいました。

 今後も、「おおくま町会津会」との出会いや絆を大切に、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。