進路情報

進路指導部より

各学部のキャリア教育に関する取り組み

 今回は、基本的汎用的能力(求める力)として、社会形成能力(かかわる力・他者を理解する力)、自己理解(自己を理解する力)に関する活動を取り上げ上げます。居住地校交流や実習に関する内容となっております。是非、ご覧ください。キャリア教育 進路実現・自己実現.docx

中学部 就業・生活体験学習

 中学部では、企業や事業所等での体験を通して、生徒が働くことへの興味関心をもてるようにしたり、具体的な将来の生活に対するイメージをもてるようにしたりすることを目的に、中学部3年生を対象とした「就業・生活体験学習」を実施しています。

  今年度は、生活介護事業所に7名、就労継続支援B型事業所に6名、就労継続支援A型事業所に1名、一般企業に4名の生徒が、各事業所や企業に受け入れていただき、体験学習を行ってきました。慣れない環境の中でも一定時間集中して活動に取り組む姿や、職員の方とコミュニケーションをとったり、落ち着いて食事をしたりする姿がみられました。将来の社会生活を見据えた今後の課題に向け、保護者の皆様にも御協力いただきながら、学校生活における指導をさらに充実させていきたいと考えます。

 

教職員進路セミナー

 10月19日(水)に、「有限会社 利通」眞鍋利光社長を講師としてお招きし、「就労・職場定着を促進するために~在学中に身に付けさせたい力とは~」というテーマで御講演いただきました。

 在学中に身に付けさせたい力として、「かわいがってもらう力」や、規則を守り、責任をもって働くことができる力を身に付けることが大事であるが分かりました。また、小冊子「社員全員がみな仲間」を拝読し、会社全体で障がい者理解に取り組み、「仲間として共に働く」という眞鍋社長の姿勢に感銘を受けました。セミナーに参加した教職員からは、「在学中に身に付けさせたい力について、具体的でとても分かりやすかった」、「小学部段階からもできることが分かったので、今から取り組んでいきたい」、「学校と家庭が連携して、生活を管理する力(3食食べる、起床・就寝時間、身だしなみ)を身に付けさせたい」と多数の感想が寄せられました。今回のセミナーで得た成果を、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。