福島県立会津支援学校
福島県立会津支援学校
進路だより5号をUPしました。中学部・高等部卒業生の進路状況や実習先一覧を掲載しております。ぜひご覧ください。進路だより5号.pdf
今回は、情報活用能力に関する取り組みの紹介です。2学期の振り返りや就業・生活体験実習、職業B・作業学習の学習の振り返りを掲載しております。是非ご覧ください。各学部におけるキャリア教育の取り組み(令和6年2月発行).pdf
進路だより4号をUPしました。
「高等部第Ⅲ期産業現場等における実習」や「中学部第Ⅱ期校内実習の報告」の記事が掲載されております。ぜひご一読ください。R5進路便り4号.pdf
会津支援学校ではキャリア発達課題として、キャリアプランニング能力(決める力・選ぶ力)を重視しています。今回は小学部における中学部作業学習見学や、中学部における事業所見学などを記事にしました。是非ご覧ください。
会津支援学校ではキャリア発達課題として、自己管理能力(自己調整力・ストレスマネジメント)を重視しています。今回は、苦手なことがあったりした場合の対処方法に関する取り組みを掲載しました。どうぞご覧ください。
進路だより第3号を発行しました。1学期に実施した進路希望調査の中で寄せられた保護者の皆さんからの質問等に返答しております。ぜひご一読ください。
キャリア教育の目標として、希望する生活や進路を自己決定・自己選択できる力の育成があります。
会津支援学校ではキャリア発達課題として、キャリアプランニング能力(決める力・選ぶ力)を重視しています。
今回はキャリアプランニング能力の一部の(決める力・選ぶ力)を取り上げます。是非ご覧ください。
【みんなで協力して作品や製品を仕上げる活動もキャリア教育です!」
今回は社会形成能力の一部の「協力・協働の理解」を取り上げます。小学部の運動会に向けた制作や、中学部高等部の校内実習での製品作りに関する内容です。是非ご覧ください。
令和5年度進路だより第1号を発行しました。「進路に係る授業や保護者向けの行事について」「進路コーナーについて」など掲載しております。是非ご覧ください。
【自己紹介や目標を考えることもキャリア教育です!】
キャリア発達課題として、社会形成能力(かかわる力・コミュニケーション力)があります。学級開きや作業日誌の記載方法、作業学習における感想発表など、日々の授業の中に、多くのキャリア教育が含まれています。小学部から高等部まで、一貫した意識(積み重ね)で支援を続けています。是非ご覧ください。
今回の記事では、基本的汎用能力(求める力)として、自己管理能力・自己理解(身辺自立・生活習慣)を取り上げます。小学部から高等部まで、性教育の内容を扱った記事となっております。是非ご覧ください。キャリア教育2月.pdf
今回は、基本的汎用的能力(求める力)として、社会形成能力(かかわる力・他者を理解する力)、自己理解(自己を理解する力)に関する活動を取り上げ上げます。居住地校交流や実習に関する内容となっております。是非、ご覧ください。キャリア教育 進路実現・自己実現.docx
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、課題対応能力(計画・実行する力)です。是非ご覧ください。10月号完成.pdf
中学部では、企業や事業所等での体験を通して、生徒が働くことへの興味関心をもてるようにしたり、具体的な将来の生活に対するイメージをもてるようにしたりすることを目的に、中学部3年生を対象とした「就業・生活体験学習」を実施しています。
今年度は、生活介護事業所に7名、就労継続支援B型事業所に6名、就労継続支援A型事業所に1名、一般企業に4名の生徒が、各事業所や企業に受け入れていただき、体験学習を行ってきました。慣れない環境の中でも一定時間集中して活動に取り組む姿や、職員の方とコミュニケーションをとったり、落ち着いて食事をしたりする姿がみられました。将来の社会生活を見据えた今後の課題に向け、保護者の皆様にも御協力いただきながら、学校生活における指導をさらに充実させていきたいと考えます。
10月19日(水)に、「有限会社 利通」眞鍋利光社長を講師としてお招きし、「就労・職場定着を促進するために~在学中に身に付けさせたい力とは~」というテーマで御講演いただきました。
在学中に身に付けさせたい力として、「かわいがってもらう力」や、規則を守り、責任をもって働くことができる力を身に付けることが大事であるが分かりました。また、小冊子「社員全員がみな仲間」を拝読し、会社全体で障がい者理解に取り組み、「仲間として共に働く」という眞鍋社長の姿勢に感銘を受けました。セミナーに参加した教職員からは、「在学中に身に付けさせたい力について、具体的でとても分かりやすかった」、「小学部段階からもできることが分かったので、今から取り組んでいきたい」、「学校と家庭が連携して、生活を管理する力(3食食べる、起床・就寝時間、身だしなみ)を身に付けさせたい」と多数の感想が寄せられました。今回のセミナーで得た成果を、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
今回の進路だよりでは、1学期に実施した「進路希望調査」の中で寄せられた保護者の皆さんからの質問に答える内容となっております。ぜひご一読ください。進路便り3完成.pdf
今回は、情報活用能力に関する取り組みの紹介です。小学部の金融教育や、ICT機器を使用しての情報収集に関する中学部高等部の学習を掲載しております。是非ご覧ください。
2学期の進路指導の予定や、アフターケア(高等部卒業後の追指導)で事業所の方からいただいた、在学中に身に付けてほしい力についての声など掲載しております。是非ご覧ください。R4 進路便り2号.pdf
今月11日(月)に、事業所の方の話を聞く会が行われました。会の様子を紹介させていただきます。是非ご覧ください。令和4年度事業所の方の話を聞く会記事.pdf
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、キャリアプランニング能力(決める力・選ぶ力)です。是非ご覧ください。進路HP7月号.pdf
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、キャリアプランニング能力(学ぶこと・働くことの理解)です。是非ご覧ください。進路HP6月号.pdf
令和4年度進路だより第1号を発行いたしました。1年間の主な進路関係の行事についてや進路コーナーについて掲載しております。是非ご覧ください。r4進路だより1号.pdf
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、社会形成能力の一部の(かかわる力・コミュニケーション力)を取り上げます。是非ご覧ください。進路HP5月号.pdf
今回の進路だよりは、中学部・高等部の卒業生の進路状況についてや、中学部体験学習についての記事を掲載しております。是非ご覧ください。進路だより第5号.pdf
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、振り返り学習や職場見学、作業学習について掲載しております。是非ご覧ください。進路HP2・3月号.pdf
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今回は、小学部6学年の中学部体験学習や高等部の卒業生の話を聞く会などです。是非、ご覧ください。進路1月 キャリア教育HP.pdf
今回の進路だよりは、産業現場等における実習や教職員進路セミナーに関する記事を掲載しております。ぜひご覧ください。進路だより第4号.pdf
11月8日(月)~11月19日(金)までの10日間、新型コロナウイルス感染症の基本的な対策は継続して行いながら、第Ⅲ期産業現場等における実習を実施しました。今回の対象は1学年から3学年までに広がり、合計74名となる非常に多くの生徒の受け入れをしていただきました。
また3学年を対象に産業・現場等における実習(特別実習)を12月より行っています。年が明けて1月にも11の事業所で、9名の生徒たちの実習が予定されています。御協力いただく事業所の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、希望進路の実現のため本人も懸命に頑張ります。どうぞ引き続き御協力と御支援をお願いします。
今回のキャリア教育に関する取り組みの紹介では、高等部の「リモート就職面接会・説明会」などについて掲載しております。是非ご覧ください。キャリア教育の取り組み HP.pdf
今回は、保護者進路セミナーに関する記事や、保護者の皆様より以前いただいた進路アンケートへの返答などを掲載しております。是非ご覧ください。進路だより第3号HP用PDF.pdf
各学部におけるキャリア教育の取り組みを紹介します。今回は、パワー祭りに関する内容を紹介します。是非ご覧ください。
各学部におけるキャリア教育の取り組みを紹介します。どうぞご覧ください。キャリア教育の取り組み 9月完成決定版.pdf
9月6日(月)~9月17日(金)までの10日間、高等部3学年を対象に、第Ⅱ期産業現場等における実習を行っています。Ⅰ期と同様に新型コロナウイルス感染症の拡大の影響があり、福島県非常事態宣言も延長が決まってしまいましたが、「生徒たちの学びをできる限り保証していきたい」との学校の考えに多くの事業所の共感と御協力をいただきまして無事実施することができています。
一般事業所10名、B型事業所11名、生活介護事業所6名、計27名の生徒が実習を行っています。また同時期に就労継続支援B型利用に係るアセスメントを2名の生徒が実施しています。進路先決定に向けて、生徒たちも努力しています。事業所の皆様、地域や関係機関の皆様、保護者の皆様の今後も引き続き御協力をお願いいたします。
中学部の「Ⅰ期校内実習PART2」、高等部の「令和3年度高等部第1回事業所の話を聞く会」に関する紹介です。進路HP7月.pdf
「2学期の進路指導の予定」「中学部第Ⅰ期校内実習の様子」「高等部産業現場等における実習の様子」などを掲載しております。是非ご覧ください。R3進路だより2号 .docx.pdf
今月の各学部におけるキャリア教育の取り組みを紹介します。情報活用能力に関する取り組みなど紹介しておりますので、是非ご覧ください。6月進路HP用.pdf
6月7日(月)~6月18日(金)までの10日間、高等部2・3学年対象に、第Ⅰ期産業現場等における実習を行っています。昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、実習の受け入れについて厳しい状況が予想されましたが、多くの事業所の協力をいただきまして、無事に実施することができました。
一般事業所19か所、A型事業所1か所、B型事業所12か所、生活介護事業所5か所、計37か所で54名の生徒が学習を行っています。また就労継続支援B型利用に係るアセスメントを3名の生徒が実施しました。
実習を受け入れていただいた事業所の皆様、地域や関係機関の皆様、保護者の皆様の御協力に対して深く感謝しております。
生活介護事業所
就労継続支援B型事業所
就労継続支援A型事業所・一般企業
産業現場等における実習と時を同じくして、高等部1年生は第Ⅰ期の校内実習を行っています。継続的に作業をすることを通して、働くことへの意識・態度を育てることや、今後の進路選択に向けてそれぞれの課題を知ることが目的となります。
1年生は、高等部に入学して初めての校内実習となりましたが、それぞれの実態に応じて、作業を決めて行いました。環境や学習形態、指導を行う教師など通常とは異なることが多くありますが、それぞれの課題を明確にしたり、実習で得た成果を自信に繋げたりできるように取り組んでいます。
校内実習
各学部のキャリア教育に関する取り組みを紹介します。今月は、社会形成能力の視点から紹介させていただきます。5月HP原稿小中高.docx.pdf
高等部では、6月7日から産業現場等における実習と校内実習が予定されています。
5月26日にはそれぞれの実習の事前学習が行われました。2校時目は、1年生と2・3年生に分かれて指導を行いました。2・3年生は、産業現場等における実習の目的や働くために必要なこと、「自分を見つめなおす」「普段できないことはできない」「感謝の気持ちをもつ」など特に意識すべき事項について確認を行ました。1年生は、校内実習の目的、作業内容、日課について確認を行いました。戸惑いも見られましたが、高等部の実習の第一歩を踏み出すことができました。3・4校時目は、学級やグループに分かれて、個々の実習場所や仕事内容・目標の確認、身だしなみに対する意識向上、あいさつ・返事・報告の仕方等ケースに合わせた対応の仕方を具体的に学ぶことができました。
新型コロナウイルス感染症の状況が昨年度よりも厳しくなっていますが、多くの事業所の皆様のご協力に感謝しております。
実習期間中は学んだことを生かせるように全力で頑張りますので、関係する皆々様方と保護者の皆様には励ましと御支援をよろしくお願いします。
今年度より、各学部におけるキャリア教育の取り組みを紹介します。小学部から高等部まで、それぞれの段階に応じた内容で取り組んでいます。是非ご覧ください。進路指導部より~小中高~4月.docx
12月15日(火)5校時に高等部の進路学習として、平成29年度卒業生の髙橋優哉さんを講師にお迎えし、「先輩の話を聞く会」を行いました。優哉さんは、ヤマト運輸株式会社会津坂下支店に勤務しています。「先輩の話を聞く会」では、進路決定に至るまでの思いや、仕事内容、職場の方々とのかかわり方、休日の過ごし方などを分かりやすく話してくださいました。参加した生徒たちは、実際に働いている先輩の姿に目を輝かせ、最後まで夢中になって話を聞いていました。質疑応答では、たくさんの生徒が積極的に質問し、高橋さんがその一つ一つに丁寧に答えてくださいました。会の最後には、働く上で特に大事にして欲しいこととして、「元気な挨拶や注意されたことを素直に受け入れる気持ち、自分を支えてくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないでほしい。」と、これから進路実現を目指す後輩たちに熱いメッセージを送ってくださいました。
終了後生徒たちからは、「学校生活でどんなことを身につければ良いか分かった。」「自分の進路を考える上でとても参考になった。」「社会人の生活がどのようなものか分かった。」「先輩のようになりたい。」「これから元気な挨拶と素直さを身につけたい。」など多数の感想を聞くことができ、充実した進路学習となりました。
11月9日(月)~11月20日(金)の期間で、高等部は産業現場等における実習を行っています。
第Ⅲ期となる今回は、高等部全生徒84名中、一般事業所31名、A型事業所2名、B型事業所29名、生活介護事業所14名、そしてアセスメント実施2名の計78名の生徒が外部にて学習を行うこと予定になっています。例年たくさんの御協力と御支援を受けて成り立っている本実習ですが、新型コロナウイルス感染症が拡大しているこの大変な状況の中、実習を快く引き受けてくださった各事業所の皆様には、大変感謝しております。またお弁当を準備していただいたり、体調管理に留意していただいたり、毎日励ましの言葉をかけている保護者の皆様本当にありがとうございます。最後まで本実習が安全に充実して行えるよう引き続き御支援・御協力をお願いいたします。
11月2日に第Ⅲ期産業現場等における実習の事前学習が行われました。
2校時目は、全体指導として進路指導主事から働くために必要なこと、学年毎に特に意識して取り組む実習の目的の確認を行い、実習に対する意識の向上と会津支援学校の代表としての自覚の育成を図りました。
3・4校時目はグループに分かれて、個々の実習場所や仕事内容・目標の確認、身だしなみに対する意識向上、あいさつ・返事・報告の仕方、ケースに合わせた対応の仕方等を具体的に学ぶことができました。
実習期間中は学んだことを生かせるように全力で頑張りますので、関係する方々と保護者の皆様には励ましと支援をよろしくお願いします。
進路だより第3号について、お知らせいたします。
今回は「就労継続B型事業所利用に係るアセスメントについて」や「保護者の皆様に行った進路希望調査で多く挙がった各学部の質問への回答」など内容を充実させています。どうぞご覧ください。
進路だより3号.pdf (←こちらをクリックするとPDFファイルが開きます)
9月7日(月)~9月18日(金)までの10日間、高等部3年生は、第Ⅱ期産業現場等における実習を行っています。今年度は新型コロナウィルス感染症対策により第Ⅰ期の産業現場等における実習が中止になってしまったために今回が初めての実習となりました。
一般事業所12名、A型事業所1名、B型事業所6名、生活介護事業所3名の計22名の生徒が外部にて学習を行っています。
3年生にとっては、卒業後の進路を決定するための重要な実習になるため、緊張感ややる気がいつも以上に感じられる実習となっています。
この大変な状況の中、実習を快く引き受けてくださった各事業所の皆様、本当に感謝しております。そして地域や関係機関の皆様、保護者の皆様の御協力に対しても深く感謝しています。
産業現場等における実習と時を同じくして、高等部1年生は第Ⅰ期の校内実習を行っています。6月の実習が延期となり、今回が高等部での初めての実習となりましたが、皆落ち着いて取り組むことができます。
環境や学習形態、指導を行う教師など通常とは異なることが多くありますが、それぞれの課題を明確にしながら実習に取り組み、11月の実習につなげたいと思っています。
進路だより2号 .docx令和2年度進路だより第2号を発行いたしました。「2学期の進路指導の予定」「事業所の方の話を聞く会」「中学部作業学習強化月間」について掲載しております。是非ご覧ください。
高等部作業班紹介、第4回目は、リサイクル班です。
リサイクル班では、牛乳パックから紙を再生し、カレンダーやのし袋・ポチ袋、メッセージカード等を作っています。作業工程も多く(紙すき、ミキサー、ラミネートはがし、紙ちぎり、パーツ作り「城・絵ろうそく等」)をメンバーで分担して行っています。また人数も多いことから、水曜日と木曜日は、密な状態を避けるために3つの教室に分かれて作業を行っていました。教室と教室が離れていることから、お互いの作業の様子が解りづらいこともありますが、与えられた仕事に責任を持って取り組むことや一定時間集中して仕事に取り組むことを目標に学習に励んでいます。ひたすら仕事に打ち込むだけではなく、仕事に必要な報告や相談などのコミュニケーションスキルの習得にも力を入れて学習しています。
高等部作業班紹介、第3回目は、陶芸班と木工班です。
陶芸班は、器やカップを作って販売している作業班です。現在は石膏型に粘土を押しつける「型押し」で丸皿・角皿を作ったり、石膏型に半磁器粘土を流し入れて吸着させる「流し込み」の製法でフリーカップを作ったりしています。陶芸班の工程は非常に多様であり、生徒の得意なこと等一人一人に応じた仕事を分担することができます。また技術の上達や製法・表現の工夫が製品の仕上がりに直結してくるところも魅力です。仕事に対する集中力と丁寧に仕事を行う意識を高めることを目的として学習に励んでいます。
木工班は大中小のフラワーポット、なべしき作りを通して、各作業工程の確認作業を行っていました。木材を平らにするためのカンナ盤や裁断のための電動のこぎりなど、注意しないとけがにもつながる道具や機械等も扱っているため、緊張感や集中力を保ちながら作業を続ける必要があります。また木工班は作業の度に班で決めた約束事を大きな声で確認しています。チームワークの良さは校内1であり、皆で共通意識を持って良い製品を作り上げること、自分の役割に責任を持つことを目的の一つとして学習に取り組んでいます。
高等部作業班紹介、第2回目は、サービス班と手工芸班です。
サービス班は、1年生と新しいメンバーを加え、喫茶接遇の基本礼法について学習していました。特に今回は、「立ったときの姿勢や歩くときの姿勢」について、実際に行ったり、友達や先輩の様子を見て確認したりしていました。教師や周りのアドバイスを受け、動きがぎこちなくなったり、まっすぐきれいになったり等、様々な場面も見られましたが、美しい姿勢を意識しながら真剣に取り組むことができています。接客の基本的なマナーとしてだけではなく、社会人として必要な態度につながる重要な学習でもあり、しっかり身につけるまで繰り返しの学習が必要になってきます。生徒たちは皆、社会が一日も早く通常に近い状態に戻って、安心してカフェを開ことができること、そして多くの人に接客できることを強く望みながら、そのときが訪れることを励みに頑張っています。
手工芸班は、さをり織りの布地を使ったランチバッグやコサージュ、ストラップやアクリルたわしなど様々な製品作りを行っており、分業制で作業を行っています。さをり織りグループは足踏み機、卓上織りを使ってさをり織りの布作りをします。手仕事グループは手縫いやアイロンがけ、しつけ等を担当します。小物グループはビーズ通しやくみひも作り、アクリル編み等単体で製品に関わる物や部品の一つになる物を作ったりします、ミシングループは、他のグループが作ったさをりやくみひもを使い、ミシンで製品の仕上げをします。どの仕事も手先を上手に動かす力や、集中力の持続が必要になってくるため、仕事のスキルの向上が期待できます。また分業のため製品の完成のためにはそれぞれが責任を果たす意識が必要となることから学習を続けていくことで向上が期待できます。
本校では、新型コロナウィルス感染症の拡大予防のために高等部の第Ⅰ期産業現場等における実習を中止に、第Ⅰ期校内実習を延期としました。本来ならば、事前学習も大詰めとなり、来週から実習が始まる予定でしたが、生徒たちは現状を受け入れ通常の授業に取り組んでいます。
今回進路指導部では、進路に係る学習の中でも重要な学習の一つである作業学習について、数回に分けて高等部の様子を紹介いたします。高等部の作業班は7つあります。
第1回目は、農芸班とクリーン班です。
農芸班は、もう夏が近づいているのが実感できる28℃を超える気温の中、落花生の追いまきや、花壇の整備、花の定植を行っていました。このような学習を通して、厳しい環境の中でも与えられた仕事に責任を持って取り組む態度を学んでいます。
クリーン班では、メンバーが上級生と1年生で2人組となり、校内の様々な場所に移動し廊下の清掃を行いました。汚れている場所を自ら見つけ、スポンジで落とし、雑巾で拭き取るなど基本的な清掃手順を先輩から後輩へ伝達していました。清掃の技術の復習や学習にとどまらずに、仕事をすることで人の役に立つことを体験として実感できる学習となっています。